さんきゅー農場日記

12月定例会一般質問 

12 月 30th, 2011

ずいぶん更新さぼってしまいました。
伝えなくてはいけない事が多いときは、なにやら忙しく、ついつい後回しになってしまう。だいぶ反省しております。

12月定例会一般質問の報告です。
前回に引き続き、また放射能汚染対策の事を取り上げました。

①農産物の安全性確認と放射能汚染への不安解消のため、町民が自由に放射能を測定できる場 所・測定機器を設置する考えは。

前回は学校給食に対して問題にしたわけだが、幼児や乳児、妊婦さんやこれから子供を産む世代。気をつけなくてはいけない人はたくさんいる。それに農協出荷じゃなく直にお客さんに野菜やお米を届けている人たちなんかが自由に測定できるところがあったら良いよね。

それに対し町長の答えは
”新聞などで必要性は理解している。他の市町村も関心は高いが運営面、コスト、効果のことを考え、実施しているところはまだ無い。もうしばらく様子を見たい。”

”必要性は理解している”だって?前回あれだけ否定的だったのに、どうしちゃったんだろう?この3ヶ月でいろいろ問題が表面化したからな。ようやく放射能汚染に対する意識もかわってきたのかもね。
そこでもう一回聞いてみた。
”測定する事で富士見の農産物の安全をPRできるのは。”
文科省発表の地図をみると長野県だって結構汚染されている。でも八ヶ岳の周りは検出されていないんだな。きちんと測定する事で安全をPRすることは、これから農産物を販売する上で大事な事だと思うんだ。
ま、町長の返事は”ノー”だけど、やっぱり欲しいな。いたずらに騒ぐのではなく、きっちり測ってその中で何ができるか考えていく事が大切。まずは正しい情報を得る事が必要だよね。飯田では市民が集まって測定所をつくった。八ヶ岳西南麓でも考えていきましょう。

②放射能汚染担当係を設ける考えは

教育委員会、子ども課は一生懸命対応してくれているけど町全体で対処していかなきゃいけない問題だと思うんだ。そこで聞いてみた訳だが答えは
”個別の問題は各課で対応しているが全体は総務課が窓口。”
意外な答え。じゃ総務課がどれだけ対応しているのか聞いてみよう。

”11月に長野県が落ち葉に高濃度の放射能汚染が考えられるため、全市町村に対し、野焼き、たき火の自粛要請が出された。子ども課は即日全学校保育園に知らせたが、町をみると野焼きをしている風景があっちこっち。総務課はちゃんとお知らせしたんですか?”

”スギの葉から高濃度のセシウムが検出され、花粉と一緒に飛散する事が心配されている。林野庁の調査も始まったが対策は考えています?”

などなど。

野焼きはもともと法律で禁止されてるから、何の対策もしなかったって。あとスギ花粉の事は今後考えていくそうな。

放射能汚染に疑問や意見があったら総務課に電話してみよう。
総務課が放射能汚染の総合窓口です。

③町民が放射能に対する正しい知識を持つための指導をしていく考えは

これは前回も取り上がて思いっきり断られたんだけど、3ヶ月前とは状況がずいぶん変わってきたと思うんだ。諏訪地方でもあちらこちらで講師を呼んでの勉強会を開催し始めている。放射線の専門家だったり、お医者さんだったり。多くの人が国に言ってる事をどこまで信じていいのかわからなくなってきたんだと思うんだ。
放射能に対する考えは人それぞれ温度差があるけれど、まずは正しい知識を得る事が大事だよね。その上でそれぞれ意見が違うのは当然の事。なんの知識もないまま安全だって考えるのはダメだと思うな。

で、町長の答えは
”良い講師があったら、ぜひ提案してほしい。検討する。”

皆さん町長にメールで提案していきましょう!

    町長への手紙

2回目の教育長との懇談会

11 月 4th, 2011

放射能汚染に対して教育長と保護者との2回目の懇談会がありました。
参加者は富士見町の3小学生の母親5名と保育園児の母親1名の6名参加。
子ども課から空間線量を測る測定器1台と給食の食材を測る測定器1台を12月補正予算で購入する事の説明、実は購入を考えているが、人員の都合保護者の人たちの協力が必要。その辺の合意を確認しながら今後のことを話し合うのが今回の目的。
その他給食だより、町のHPを使って給食食材の産地を公表している事の説明。

1台か…。今年で廃校になる小学校を除けば、富士見町は中学校1、小学校3。保育園5。
ちょっと少ないねえ。

1台しか無いが現在納入業者は大きく2つの業者が納品、効率を考えてやっていく。県でもゲルマニウム検査機を導入予定。県の検査機関にも委託しながらとのこと。
とりあえず1台でも大きな1歩と考えるべきかな…

お母さんたちからは購入予定の検査器が来るまでの心配の声。県の検査機だって、いつ入ってくるかわからない。お弁当の持参、献立を見て残す事を認めて欲しいとの要望。それに対し校長会で取りあげるのでもう少し待って欲しい。給食を残す事に関しては、現在は嫌なものを強制的に食べさせる指導をしていない。

今の段階では仕方が無いが、将来は給食だから安心して食べさせることができる。そんなものになると良いよね。
まずは各学校に検査機が必要だね。それでも放射能摂取0は考え難いのでセシウムを取り込みにくい食材を使ったり、体内に入ってしまったセシウムを排出させる働きがあるペクチンが含まれている食材を取り入れたり、栄養士さんや教育委員会、お母さんたちがいっしょになって考えていく事が大事になってくる。
実はバランスの良い食事をとって免疫力を落とさないのが、放射能から体を守る基本。
みんなで勉強しなら安全な給食を作っていきましょう。

教育長にお母さんたちの心配の声を届けたのが1回目。
測定器を町が購入。運用は保護者たちの協力で行なう事の合意が今回。
今後も月一回は懇談をしていく予定です。次からは基準値を何処に持っていくか。基準値を越えたときの対応。1台しか無い測定器の運用方法など実践的な話しになっていきます。多くの人の協力が必要です。

今回食品検査機購入が1台になってしまった事は、まだまだ心配している人はごく一部と思われているからではないでしょうか。多くの人が集まって子どもたちの安全を考えるようになって、大きな声として町に届けば、これからきっと測定器の数を増やしていくことも可能ではないだろうか。お母さんたちは組織をつくって放射能から子どもたちを守ることを考えています。

関心のある方、連絡お待ちしています。           contact

住民懇談会

11 月 4th, 2011

先週一週間、町長と町民との住民懇談会が行われました。
もともと富士見は4つの集落が合併して出来た町。富士見、本郷、落合、境の4カ所と、最後に全町対象のコミプラで開催。
まず4、50分町長が話し、その後町民から意見、質問を募るもの。町長の話しは2年間の成果発表と現状報告。ここでは省略。

富士見地区では鳥獣被害に対する意見が多く出た。入笠山が近いこともあってシカによる農作物の被害は深刻。では落合地区では猿かなと思いきや防災に対する意見が続出。釜無川が流れているので、震災以降防災について見直しが行なわれたか。防災スピーカーが聞こえない。川沿いの混んだ木を伐採して欲しいなど。
同じ町のなかでも地域によって、抱えている問題に違いがある。

学校給食の放射能汚染対策について2件の質問があった。担当課の課長から公式の場で始めて、食材検査機の購入の話がでた。次の日の町長の説明のなかでも検査機の購入すると発言。これまで購入に消極だった町長も町民からの声で前向きに考え始めたのかな。こういった場での町民の意見はとても大事だと実感。

それと初日と最終日の2回、入笠山の自然管理についての質問もでた。

観光目的のため園芸種を植えているようだが自然環境に弱く、種から育てるべきではないか。
入笠山の将来像をどう考えているのか見えない。
日本すずらんの群生地の近くに、外来種であるドイツスズランを植えている事について、もっと多くの人に意見を聞くべき。

入笠山の植栽事業には様々な問題がある。ゴンドラ頂上付近に外来種のドイツスズランのお花畑を造ったり、適地じゃないカタクリを植えたり。今ある自然を守って将来にわたっての宝にするというより、今観光客が来る事しか考えていないようにも思える。この件については多くの人と考えていく必要があるね。

さて、各地の住民懇談会に参加して思った事。それは年配の男の人ばっかりだという事。
各地の区長さんや役職の人が多かったね。もちろん地域のことを普段から考えている人たちだから当然なんだけど、子育て世代のお母さんや、若い人たちなんかの意見は反映されているのかな。たとえば町長のリーディングプロジェクトには教育が入っていない。そのへんちょっと聞いてみたら町も、もう少し考えるようになるかもしれない。意見を言う機会があったらどんどん意見を言っていきましょう。

でもああいった場所で意見を言うのはちょっと勇気がいるよね。
町長も、町長室は開かれている、いつでも意見を言ってくれって言ってる。
なにかもの申したい人は町長へメールを送ってみよう。

町長への手紙

震災がれき その後

10 月 23rd, 2011

久しぶりの更新です。いろいろ報告しなければいけない事がたまってますが、まずはこれから。

20日に全員協議会(全協)がありました。全協というのは議会があってもなくても、月に一度議員全員が集まり町からの報告を聞いたり事業の進捗状況を聞いたり、議員同士で話し合ったりする会の事です。
この日の全協で以前から言っている震災がれきについての説明があったので報告します。

”4月の時点で被災地を救うという思いから受け入れを表明したが、国の基準が変更などの混乱から議員のみなさんの意見を聞きたい”
会議次第に「南諏衛生センター震災がれき受け入れについて(建設課)」とあるからてっきり”受け入れません”っていう説明かと思ってたから驚いちゃったね。まだこんな事言っているのかい?

実は環境省が10月の7日に各都道府県に受け入れのお伺いをしている。
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東日本大震災により生じた災害廃棄物の受入検討状況調査要領

1. 調査方法

「災害廃棄物受入検討状況調査票」により、責管内市区町村分を取りまとめの上、
回答してください。

2. 回答提出先

別添の提出先に電子ファイルを提出願います。

3. 回答期限

平成23年10月21日(金)17:00
3. 記入上の留意点
① 検討状況
以下のA~Cから選択して記入してください。

A:既に受け入れを実施している

B:被災地への職員派遣や検討会議の設置等の具体的な検討を行っている
C:被災地への職員派遣や検討会議の設置等は行っていないが、受入れに 向け
た検討を行っている

② 検討内容等

具体的な検討の内容や進捗状況を記入してください。

③ 受入れが想定される廃棄物
  
以下のような記載を参考にしてください。

○ 可燃性混合廃棄物(木くずやプラスチック等が混合した状態の廃棄物)

○ 不燃ごみ(割れたガラス等、埋立処分が必要な廃棄物)

○ 粗大ごみ(家具等で粉砕処理を必要とする廃棄物)

○ 燃え殻等(火災により発生した燃え殻等、埋立処分が必要な廃棄物)

④ 処理施設名(処理内容)
 
 受入が想定される施設名と処理内容(焼却、粉砕、埋立等)を記入してください。

⑤ 1日処理可能量
処理余力を勘案し、1日の処理可能量を記入してください。

⑥ 年間最大受入可能量
処理余力・保管能力等を勘案し、年間最大受入可能量を記入してください。
※③~⑥については、受入れ可能となった場合に想定される処理能力等を可能な
 範囲で記入してください
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さて、この調査の問題は受け入れ拒否の項目がない事。
回答に困惑している自治体も多いようだ。

で、長野県は各自治体、組合に再度受け入れを聞いてきたのだが、その際、議会の承認、地域住民の説明を条件に入れてきたとのこと。だから期限は21日では無く、ちゃんとコンセンサスとれよっってかんじかな。
そんなわけで全協で意見を募ったわけさ。
当然の事だけど、ほぼ全委員が受け入れ拒否の発言。
理由は前にも話したから書く事ないよね。
担当課もホッとしたんじゃないかな。議会が受け入れても住民はぜったい反対するもんね。

11月の上旬に原村、富士見で構成する南諏衛生議会の面々が集まり再度検討します。
(ぼくもメンバーです!)
まあ、心配するような結果にはならないと思うよ。

この震災がれきについては、震災以来国もぶれにぶれてる。
パブリックコメントを募集しているよ。
言いたい事がある人は言ってあげましょう!
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=14327

諏訪南行政(焼却施設)に関しても同じ状況だと思います。
茅野市民のみなさん、ちゃんと監視していきましょうね。

被災地のゴミの受け入れ

9 月 29th, 2011

昨日の続きです。

諏訪南行政事務組合の定例議会へ行ってきました。茅野市、原村、富士見町のゴミの焼却をする諏訪南清掃センターに関わる事を話し合う場所です。
この日も議会前の全員協議会で被災地のゴミの受け入れについて聞いてみました。

センター長の答えは

震災直後、住民との話し合いを経て、一般家庭ゴミ(可燃ゴミ)の受け入れを表明。
しかし、その後の政府の安全基準値の緩和などから、現在は保留。
10月4日に経産省での説明会があり、それをもって再検討する。

がれきの受け入れと違って諏訪南は燃やすからね。当然地元の説明はしているようだ。
10月4日の説明会はきのう南諏衛生施設の議会後にメールで知らせてきたとのこと。諏訪南も南諏衛生も迷走する政府の対応に消極的のようだ。
議員として監視は続けていくけど、一先ず安心して良いと思う。

震災がれきの問題は非常に難しい問題だ。被災地を助けたいという思いはあるが、汚染されたものを受け入れるわけにはいかない。すごくわがままな事を言っているかもしれないけど、被災地を助けるために全国に放射能汚染物質をまき散らす事は違うと思うんだ。

国会で満身の怒りを表明した東大の児玉先生は、災害廃棄物処理は当該地処理を進めている。
セシウムいうのはねんど質に吸着しやすく、一度くっついたらとれにくくなるそうな。それって扱う側には隔離して管理がしやすいってこと。そして飛散は一過性。できるだけその場で適切な処理をするのが鉄則だと言っている。

汚染されたかもしれないゴミを受け入れたり、食べ物を食べる事が本当に被災地を助ける事なのだろうか?
汚染された土地で耕すと、放射性物質が播き上がって作業している農家は10倍の被爆をしてしまうらしい。
僕たちは表面だけでなく、本当に被災地の人が望んでいる事を考えていかなければいけないんじゃないかな。