Archive for the ‘選挙のこと・野党共闘のこと’ Category

衆議院選の野党共闘・政党訪問

土曜日, 11月 26th, 2016

市民団体「希望ネット・長野」で、衆議院選の野党共闘について政党訪問を行いました。
ぼくは希望ネット・長野のメンバーではないのですが、4区では誰も参加者がいないということで、お声がかかり参加してきました。

この日、訪問したのは、社民党県本部と共産党県本部。
民主党本部は、「野党共闘に関しては中央が取りまとめているため、県本部が勝手に答えることはできない」として訪問は実現しませんでした。社民党も共産党も、野党共闘に関しては中央が取りまとめるとしながらも、市民団体に対応してくてたことを考えると、民進党の対応は残念に思います。

社民党は、県連幹事長の中川ひろじ氏が対応してくれました。

参議委員選挙時、野党共闘での政策協定①安保法制の廃止 ②立憲主義の回復 ③安部政権下での憲法改正阻止 ③格差是正 は未だ解決していない。そのため、この政策協定は今でも生きていると考える。衆議院選も野党共闘を追求すべきというのが社民党のスタンス。

しかし、選挙制度の問題で衆議院選挙は、比例との重複立候補をすることで、惜敗率による復活当選ができるという仕組みから政党選挙になりやすい。北信越ブロックの棲み分けを行った上で、政策協定を結び野党共闘をしていくことが望ましい。

棲み分けというのは、この選挙区はこの政党が出るから他は出さないでね。その代わりこの選挙区はぼくたちの党からは出さないからね。という意味です。長野県は選挙区が5つしかないわけですから、その狭い範囲での棲み分けは難しい。だから野党共闘は中央で行われるということだと思います。

なるほど、選挙制度のことを考えれば、自民党に勝つためにはその方法が良さそうです。
しかし、ちょっと待ってほしい。
そこには市民は介入していません。
政党同士の都合で決まったことだからといって、そのまま「はい、そうですか」とは乗ることはできません。

ぼくは、基本、政党同士が一つになることは無理だと思っています。
それぞれが、それぞれの哲学や思想で活動しており、周からは同じ見えても本人たちにとっては雲泥の違いなのです。もし、簡単に一つになれるようなら、とっくに一つの政党にまとまっているはずです。その一つになれない政党同士を結びつける役割が”市民”ではないかと思うのですがどうでしょう。

民進党が長野県の5区あるすべての選挙区に候補を立てると言っている状況ですので、社民党としてもどのように動くのかが難しいとは思いますが、まずは市民と野党の話し合いが必要だということは認めてくれました。

さて、共産党は副委員長と県会議員の山口氏が対応してくれました。
内容としては社民党との話とほぼ同じ。野党共闘は、市民の参加の重要性をさらに強調していました。

だとしたら、なぜ、あのタイミングで現職県議で県議団長の毛利栄子氏の出馬表明があったのか疑問に思います。これでは、前回は民進党を応援してやったので、今回は共産党でよろしくと言われているように受け取ったのはぼくだけでしょうか。
これでは、純粋に応援する気にはなれません。毛利議員が良い議員なだけに残念です。

長野4区は、前回の選挙で、民進党と共産党を足した票が、自民党の後藤茂之氏の票よりも多かった実績があり、この長野4区は野党が共闘すれば自民党に勝てる選挙区なわけです。
だからといって、自民党以外の立候補者が一人であっても市民や野党が一緒の思いで望まない限り勝てるとは思えません。
野党がまとまれば勝てる選挙区も、まとまらなければ負ける可能性があるわけです。

共産党も、今後、市民との話し合いが必要であり、そういった場には参加してくれることを約束してくれました。
まずは、選挙区ごと、自民党に対抗するためにはどうしたらいいのか、どのような候補を立てるべきかを話し合う場が必要だと思います。

政党や市民団体、それぞれの思惑や戦略があり、なかなか一つになることは難しいのですが、改憲を阻止するためには与党を3分の2以下にしなければいけません。市民が参加することで、みんなで選挙を盛り上げる情勢をつくる必要が有ります。

日ロ会談の結果など不確定要素が多い現状ですが、1月通常国会冒頭解散の可能性が無くなったわけではありません。
急ぎ、民進党を含めた野党と市民の話し合いの場が必要です。

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*11月26日信濃毎日新聞より

衆院選の野党共闘

月曜日, 10月 24th, 2016

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*10月19日信濃毎日新聞

次回の衆院選に、長野4区に共産党の毛利栄子氏が立候補を表明しました。
衆院選は、年が明けた1月か2月に行われることが大方の予想で、この前の参議院選のように野党が共闘していくかというのが注目を集めています。
信毎の記者さんから電話があり、前回の参議院選のとき、杉尾氏を支援した市民グループのメンバーとして”「衆院選でも統一候補を立ててほしい」と期待。”とコメントが載りました。
市民グループ「勝手連・八ヶ岳」は、参議院選が終わり、とりあえず活動休止。あくまでも個人の見解です。

憲法改正を阻止するためには、自公の議席をひとつでも減らさなければなりません。今回も野党共闘が必要でしょう。
現在、長野4区の議席は自民党ですが、もともと旧民主党から出馬した経緯もあり、良い候補がでてくれば野党が勝てる選挙区だと思います。

毛利さんは良い議員だと思います。しかし、共産党の候補で、みんなが一つになれるかというと疑問が残ります。
前回の参議院選挙でも、野党共闘とはいいながら共産党アレルギーを、多くの人が持っていることを感じました。共産党も前回は民進党を応援したんだから今回は俺たちだ!と思っている人が多いと思いますが、できれば無所属で良い人を立てたいところです。
杉尾さんは、多少の意見が違っても、様々な政党が応援しやすい候補でした。
なるべくなら杉尾さんのような候補を、また見つけてきてほしいものです。

話は変わりますが、先日、11月に行われる市議選に立候補予定の30代の若者に会ってきました。誠実そうで、地域の課題に対して真剣に考えている姿勢を強く感じました。
こんな若者が、出てくることで世の中は変わっていくのだと思います。
ぜひ、がんばっていただきたいと思います。

栗谷真吾さんのFBはこちら 栗谷 真吾 enza-暮らしと政をつなぐ集い-

長野4区で良い候補がなかなか見つからないのは、これまで人材を育ててこなかったことに原因があります。
まずは各自治体で、栗谷さんみたいに若くて意識ある人が立候補するような土壌を作っていくことが必要ですね。

改憲勢力3分の2

火曜日, 7月 12th, 2016

参議院長野選挙区は、杉尾ひでやさんが7万票以上の差をつけて当選しました。直前までは接戦しているというのが大方の予想でしたのが、県内77自治体のうち60近い自治体で杉尾さんがトップでしたので、圧勝したと言えると思います。

実は、とある新聞社に頼まれて、とある市町村の期日前投票所の出口調査を行っていたのですが、杉尾さんと若林さんの差は3日間のトータルで3票しかありませんでした。ですから直近までは拮抗していたのは事実で、当日に票読みができない無党派層が動いたことによる結果ではないかと、ぼくは思っています。

今回の選挙では、民進、社民、共産の野党統一という動きもありましたが(マスコミには無視されまくりですが、緑の党も杉尾さん推薦です)、市民連合などの一般市民による行動が大きかったのではないでしょうか。特に諏訪地域においては、八ヶ岳ピースパレード勝手連・八ヶ岳などの子育て世代の若者の行動が大きく影響したと思います。これまでの国政選挙で市民がこれだけの活動をしたことはありませんでした。
全国はともかく、信州では明らかに「風」が吹いたと思います。

出口調査では、投票時に一番重視したテーマに「景気・経済」をあげた人が多かったのですが、その場でいきなり質問されたこと、選択肢が一つだったことによるもので、実際は様々な問題をトータルに考えて投票した人が多いと感じました。また、憲法改正に関しても賛成、反対と答えた人でも、明確に判断しているはも少ないように感じました。

「憲法や安保のことよりは、まずは景気」といった解釈は間違いで、多くの人は憲法や安保のことはとても大事なことと捉えながらも、どう考えていいのかわからない人が多いのではないかと思います。
これはデータには現れない肌で感じた感覚的なものなので、説得力はありませんが何となくそんなことを感じました。

FacebookやTwitterなどを見ていると、自分と考えが似ている情報ばかりです。憲法や安保の問題はどちらの意見も過激になりやすいもの。なるべく多くの人と接し、バランスを保っていくことが大事だと思います。出口調査は多くの人と話ができ、良い経験になりました。

長野県は野党統一候補が議席を確保しましたが、全国では改憲勢力が3分の2を超えました。
予想どうり、安倍首相は選挙では濁しながら、改憲へとアクセルを踏みはじめたようです。

3分の2以上という数字は「発議」ができるだけで、その後「国民に提案して承認を得る」必要があります。どのように国民から承認を得るのかも含め。今後国民的な大議論になると思います。

憲法とは、権力を抑え、国民の自由と平等、幸福を追求する権利を守るためのもの。
時代の変化による民法の改正論が活発になってきましたが、同じ次元で話し合われるものではありません。憲法を変えるということは国のあり方を大きく変えることです。そのことを前提とした話し合いが必要になると思います。
議論をするにあたって、ぼくたちはあまりにも憲法のことを知らな過ぎます。

民主主義とは、すべての政治の責任は国民一人一人にあるというものです。
今後、正しい判断ができるように、憲法のことを学ぶことは国民の義務であると思います。

八ヶ岳ピースパレード・トークセッション

月曜日, 5月 23rd, 2016

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22日は、勝手連・八ヶ岳八ヶ岳ピースパレードと2つのイベント。
ちょっと熱い八ヶ岳山麓でした。

夜の部、八ヶ岳ピースパレードではハイボールを飲みながら、ラフな形でのトークセッション。会場も一体となってのトークセッションは、なかなか面白い試みでした。

話題の中心になったのは、なぜ政治に関心を持つ人が少ないのか。
政治って本当は僕たちの生活に密着していることなのに、なぜか政治についての会話はタブーとなっています。この現状をなんとか変えないと、いつまでたっても世の中良くなりません。

杉尾さんは、教育問題に言及します。
日本の教育には有権者教育が足りない。政治色に染まるから教育の場に政治を持ち込まなかった。その結果、政治の対して無関心に鳴ってしまったといいます。
アメリカでは大統領選挙のとき、小中学校では候補者に分かれてディベートをさせるそうです。自分たちが大人になったときに、その政策はどう影響するのか話し合うとのこと。

ぼくも同意見。
民主主義研究の権威バーナード・クリックは、晩年はシチズンシップ教育に力を入れました。民主主義を正しく機能させるのは、正しい知識をもっと市民が必要というわけです。いまの日本は特に足りない部分だと思います。

”教育に力を入れるというのはごもっともだが、いまなにかできることはないのか”
司会のジュンくんが問いかけました。
長期的な対策としては有効だが、憲法改正や安保、TPPなど、すぐそこにある危機に対し、まずは夏の参議院選挙に関心を持ってもらわなければいけません。

これは非常に難しい問題。ぼくは議員だった4年間一番頭を悩ませていたことです。
なかなか答えは見つかりませんが、こういったイベントを繰り返すことで政治に関心がある人が増えてくるではないかと思います。いままでの選挙で、若者がイベントを企画することなんてありませんでした。八ヶ岳ピースパレードの活動は、とても意義のあることだし、少しづつですが前に進んでいるのではないでしょうか。
シチズンシップ教育と若い人が政治に関心を持ってもらうための啓発活動。地道な活動ですが両方大切なことです。
八ヶ岳ピースパレードには、今後も頑張ってもらいたいです。

さて、今回の選挙は非常にわかりやすいネタがたくさんの選挙です。
憲法改正、安保、TPP、消費税、高齢者福祉、子ども・子育て支援。
多くの人が関心を持って選挙に参加してもらいたいと思います。

22日は、勝手連・八ヶ岳&八ヶ岳ピースパレード

金曜日, 5月 20th, 2016

現政権はアベノミクスは成功していると言っているがホントだろうか。
格差社会は広がっている。
子ども子育て・教育にかかる支出は後回し。
1000兆円を超える借金は、次世代に先送り。
生涯に受け取る社会保障費の格差は、若者は4000万円も損をしているという。
挙げ句の果てには、憲法を改正して国の在り方まで変えようとしている。

そんなかなか、八ヶ岳山麓の若者たちが立ち上がりました。

22日16:00からは、茅野市のカントリーキッチンくるみで、勝手連・八ヶ岳のキックオフ!
夏の参議院選挙を、真剣に考えていこうという若者、市民のイベントです。
https://www.facebook.com/events/1025425667539754/

18:00からは、茅野市のピアノマンで八ヶ岳ピースパレード!
もっと政治について考えていこうというライブイベント。
https://www.facebook.com/events/1729112127366890/

両方とも、元ニュースキャスターの杉尾ひでやさんがやってきます。
多くの参加、お待ちしています。

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