Archive for the ‘議会改革’ Category

委員会審査の傍聴

日曜日, 12月 7th, 2014

富士見町議会のは総務経済常任委員会と社会文教常任委員会2つの委員会があります。
議会に提出された議案は、この2つの委員会で審議され、委員会の審議結果をもとに議会最終日、本会議で採決を取ります。

議会の運営については本会議中心主義と委員会中心主義があると言われています。
あくまでも委員会での審議は予備審査で、本会議で結論を出すという考えと、専門性をもった小集団が深いところまで審議し、本会議場で委員会の結果を審議するというものです。

日本は戦前、本会議中心主義を取っていましたが、戦後、アメリカに習って委員会中心主義を取るようになったと言われています。
地方議会では「いやいや、最終決定は本会議なんだから本会議中心主義をとっているんだ」といった考えもあり、どっちつかずの中途半端な状況にあるというのがぼくの認識です。

富士見町の場合、定数11名で議長を除いた10名で2つの委員会を構成します。
半分の人数で一つの委員会を構成しているわけですから、委員会の決定が大きく影響することになります。
たとえば5対5になった場合は議長採決になりますが、通例で委員会の結果を重視すると思われます。

委員会中心主義をとっているとまでは言いませんが、委員会での審議結果は本会議での審議に大きく影響するわけで、改革の一環として、現在同じ日同じ時間に開催されている委員会審査を別の日程にし、お互い傍聴するべきではないかと提案をしました。

委員会審査の内容は、本会議上で委員長からの報告はありますが、議論の内容はなかなか伝わりません。
大事な採決をするわけですから、議論の経過をしっかり傍聴したいですよね。

提案した日が遅かったこともあり、行政側との調整の必要もありとのことで、今回は試験的に重要だと思われる議案を、お互い傍聴できるように日程をずらすことになりました。

12月11日(木)
◯社会文教常任委員会 13:00~14:30

*子ども・子育支援新制度にかかわる条例案2件
   ・富士見町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関す基準を定める条例
   ・富士見町保育所条例の一部改正

◯総務経済常任委員会 14:30~

*条例改正
   ・富士見町公の施設における指定管理者の指定の手続き等に関する条例
   ・給与条例の一部改正
*補正予算
   ・特定地域再生事業「テレワークオフィスプロジェクト関連予算」

場所:全員協議会室(役場4Fの一番右の部屋です)

一般傍聴自由とのことです。
お時間ありましたら傍聴にきてください。

議会改革の視察

金曜日, 2月 14th, 2014

広報編集委員会と議会運営委員会とで「議会改革」をテーマに三重県鳥羽市議会、明和町議会へ視察に行ってまいりました。

鳥羽市議会は議会のネット中継、twitterなどによる情報発信、タブレットの活用など先進的な取り組みで有名な議会です。

議会には隠す事はなにもない。をスローガンに一般質問をはじめとした本会議派もちろん、常任委員会、全員協議会のネット配信も行っている。あまり経費をかけることが出来ないため、ユーストリームで生中継、youtubedeで録画配信。
市民へのアンケートによると議会を直接またはケーブルテレビ・ネットで見た事がある人平成22年は60%。ネット配信導入以降の平成24年は46%となぜか数値は下がっています。議会に関心があるかの問いに少しあるも含めると平成22年が90%もあったのに、平成24年には72%と落ちている事を考えると一定の効果(無関心への歯止め?)はあると考えていいと思います。

ネット配信を始めて議会の傍聴者数への影響は?

と聞いてみたところ、やはり”減った”との事です。鳥羽市は漁業が盛んなまちのため、夜や休日議会をやっても誰も来ないという特殊事情があるため夜間・休日議会は始めから考えていないようですが、明和町議会は平成11年に休日議会を実施、2年ぐらい続けたが効果が薄いという事でやめた経緯があるようです。
町民への情報公開という視点では、夜間・休日議会よりもネット配信に舵をとった方が良さそうです。

twitterでの情報発信は議会情報やネット配信情報を発信、市議会HPのアクセス数も増えているとの事です。最近は若者向けにラインでの情報発信を始めました。
ソーシャルメディアはそれぞれの特性があるため、一度始めたらずうっと活用するのではなく、時代に合わせそれぞれの特性を活かした活用をしていくとの事でした。

ぼくの認識ではtwitterは情報の拡散には向いているが、情報の賞味期限は数時間。常に情報を発信し続けなければ効果は薄い。facebookはtwitterよりは賞味期限は長いが、情報発信というよりもネットワークづくりに向いているのではないかと思っています。
富士見町議会の場合、ソーシャルメディアの活用よりも、まずはwebソースにもなるホームページの充実と本会議のネット配信を進めるべきだと思います。

タブレットは本会議中にグラフや写真をモニターに映すなどの活用をしています。
これは便利です。

SNS、ネット中継、パソコン、タブレットの活用は一般的には当たり前の事です。しかし今の議会は本会議場へのパソコンの持ち込みも禁止されているという摩訶不思議な状況です。

議会改革とは議会に一般の常識を取り入れる事かもしれませんね。

議会報告会を開催しました。

金曜日, 11月 8th, 2013

本日、議会報告会を開催しました。

改選前の以前の議員さんたちは1回開催しましたが、今のメンバーでは初めての議会報告会です。だいたい30名ぐらいの参加だったように思います。

本来、直近の9月議会の報告をするべきだとは思いますが、まず第1回ということもあり各委員会の活動を紹介をすることで、議会の役割についての説明が行なわれました。
説明があまり長過ぎてもいけないということで、委員会の紹介は8分いないという決まりです。先日リハーサルをやった時は自分の発表のことが一杯で気がつきませんでしたが、一般の人が議会の仕組みを1時間聞くというのは随分退屈だったのかなと思います。

議会は予算権もないし執行権もありません。議会が持っている機能としては議決権、提案権が大きな働きだと思います。
しかし議会は、たとえば株式会社の取締役会のようなものだと勘違いしている人は多いのではないでしょうか。
今回の趣旨としてはまずは議会の役割を知ってもらい、そこで議会と町民のみなさんといっしょに町政に対して考えていく場をつくっていこうという試みでしたが、伝わったかどうかはちょっと疑問です。

さて意見交換ですが、ほとんどが町政に対するもので、議会をどうしていこうかなどという話にはなりませんでした。
それも予想はしていましたが、ほとんどが厳しい意見です。

議会としては答えられない。町に伝える。又は持ち帰って話し合いたい。

という答えにとどまりました。

また、過去に採決した議案に対して議員個々の意見が聞きたいとの質問に対しては

合議体としての議会の報告会なので議員個人の意見は控える。

との答えです。
もう採決されてしまったことに対して賛成・反対した議員同士が、意見を述べあうのもいかがと思いますが、町民のみなさんは議員個人の意見が聞きたいと思います。今後の課題ですね。

さてぼくの考えですが将来的には議会の報告会ではなく、会期中に議会から町民のみなさんに議案の説明をし、各議員が自分の考えを述べ、町民のみなさんと意見交換をし、町民の声を聞いたあと本会議に望むのが理想だと思います。
こうなるには、もうちょっと時間がかかるかな。。。

今後議会が終わった後、年4回は開催してほしいとの意見も出ました。
ぼくも当然だと思っています。

まず第1回が終わりました。意見交換としてはあまり成功したとは言えないかもしれません。
しかし今後回数を重ねる上で、良いものになっていくと思います。まずは継続していくことが必要ですね。

きょう参加できなかった人も次回は参加して頂けたらと思います。

この報告会で出された意見。またアンケートは集計して議会だよりで紹介していきます。
詳しい内容はもうしばらくお待ちください。

議会報告会を開催します

木曜日, 11月 7th, 2013

明日ですが富士見町議会で議会報告会を開催します。

選挙前の以前の議員たちでは一度開催しましたが、今のメンバーでの議会報告会は初めてのことです。議員になって一年目に提案した時は”時期尚早!”と猛反発を食らいましたが、ようやく開催することになりとてもうれしく思っております。

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日 時:11月8日(金曜日) 午後7時~8時30分

会 場:コミュニティ・プラザ AVホール

   内 容 ◇議長あいさつ
       ◇議員自己紹介
       ◇委員会活動報告
         総務経済常任委員会  社会文教常任委員会
         議会運営委員会    議会広報編集委員会
       ◇議会改革の進捗状況
         議会改革検討実行委員会
       ◇意見交換

http://www.town.fujimi.lg.jp/site/gikai/gi01houkokukai.html

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今回は議会の報告というよりは、まずは議会をみなさんに知ってもらうのが目的です。

今後の活動にもつながりますので、ぜひ多くのみなさんのご参加お待ちしております。

議員報酬の削減

水曜日, 10月 9th, 2013

9月議会で議員提案による銀報酬の削減が賛成多数で可決されました。

これは6月議会で町職員の給与の削減を可決したことによるもので、期末手当を議長6%、副議長5%、議員4%を減額するものです。

6月議会では特別職・一般職の給与削減に対して自治権の根幹に関わる問題として反対した。今回もその気持ちは同じだが、特別職・一般職の給与削減が可決された以上、議員だけが免れるわけにはいかない。

との賛成討論をしました。

  8対2 賛成多数可決

反対意見は、一連の国の自治権の侵害に対し反対する。というものと、
引き下げ幅が低すぎる。職員と同じぐらいに下げるべき。というものです。

今回は時限措置であること、前回職員の給与削減(これも時限措置)を可決してしまったことから、仕方が無いとして賛成はしましたが、議員報酬についてはこのような決め方をするべきではないと思っています。

議員報酬についてですが、福島県矢祭町議会は、平成19年に「矢祭町議会議員の議員報酬及び費用弁償に関する条例」を制定。全国で初めて議員の報酬日額制を採用しました。
市町村合併をしない宣言をしたため、自立に向けた対策として経費削減を目指したとのこと。
議員は本会議や委員会、議長が認める町の行事などに出席した場合の日額を3万円とするもので、これによって年間2000万円強の経費削減となりました。

さて、この方法は正しいのでしょうか?

ぼくは議員報酬は経費削減といった論点ではなく、議員定数も含め、議会をどのようなものにしていくのかといった議論をするべきだと思います。
このことを考える場合、財源は限られているので大きく2つの考えになります。

1,多くの人の意見を吸い上げるため、サラリーマンや主婦なども副業として議員になれるように、議員数を増やし報酬を下げる。この場合、今みたいに議会を平日の昼間開催していてはなり手がいません。夜間・休日議会も考えていく必要があります。

2、専門性を高めた少人数を、活動時間を確保するため議員報酬を生活給と考え、ある程度の金額を確保する。

議員は町民の意見を議会に届けるのが仕事だから、専門性はいらないという意見もありますが、2000年に地方分権一括法が施行され、地方自治体に自主性及び自立性が重要となりました。福祉や教育、自治法など、あるていどの知識は必要だと思います。兼職で片手間ではちときついのではないでしょうか。
しかし議員にとっての専門性とは何かという定義があるわけでも資格があるわけでもありません。憲法で守られている参政権は国籍と年齢さえクリアできていれば誰でも選挙に出ることができるわけで、資格試験なんかつくったら憲法違反になりそうです。

さて今の富士見町議会議員の11名は妥当な数字なのでしょうか?
月約20万円の議員報酬は妥当なのでしょうか?
今の議員の専門性は?
町民の意見は集約されているのか?

今の体制はなんだか中途半端な気がしないでもありません。
一番良いのは専門性を持った多様な人材が議員にあることですが、そんなにお金は賭けられませんね。

どちらかを決めるのは雇用主である町民のみなさんです。
それには議会のことをもっと知ってもらって、執行部ではない議員に何をやらせたいのかをはっきりさせる必要があると思います。

富士見町議会では、議会改革の流れから議会報告会の計画があります。
少しずつでしょうが、みなさんと議会を良くする方法を考えていけたらと思います。