Archive for the ‘自然エネルギーのこと’ Category

太陽光発電施設の環境アセス

木曜日, 10月 22nd, 2015

10.22長野日報-(1)
10月22日 長野日報

茅野市長がまちづくり懇談会で、霧ヶ峰に計画されているメガソーラー(約200ha 90MW)は環境アセスに取り組むべきとの考えを示したと新聞報道にありました。

これまで太陽光発電施設は環境アセスの対象ではありませんでしたが、9月県議会で長野県環境影響評価条例の改正が可決され、太陽光発電施設もアセスの対象となりました。
規模は平地で50ha以上、森林で20ha以上で施行は1月13日です。

しかし施行される1月13日の時点で林地開発の許可が下りていれば環境アセスの対象にならないので、茅野市長は、環境アセス逃れのために拙速に計画を進めることなく環境アセスに取り組んでほしいことを、敢えて意思表示したものと思われます。

境のメガソーラーは28haなので、もちろん対象規模。
茅野市長と同じことに危惧した「境メガソーラーを考える有志の会」は先日、県林務部と諏訪地方事務所林務課に要望書を提出してきました。みんな考えることは同じようですね。

林地開発の許可の条件に住民説明会を行うこととありますが、レノバ社は関係集落に対する説明会は一巡はあしているので、一通り説明会が終わったとして林地開発の申請を行ってしまう可能性はあり、「住民説明会は終わっていないので、まだ林地開発の許可をしないでほしい」との要望書です。

林地開発に必要な住民説明会は同意までは求めていないが、住民からの声として一応受け取っていただきました。
関係集落に約束した2回目、3回目の説明会も終わっていませんし、ぼくたちと約束した全町民対象の説明会も終わっていません。レノバ社も「地域住民の合意を得られるまで丁寧に説明し、疑問に答えていきたい」と新聞記者に答えています。(10.10信濃毎日新聞)
レノバ社も住民説明会は終わっていないとに認識と信じています。

林地開発の申請は、事前相談→事前協議→本申請 の流れで行われます。
新聞報道によると霧ヶ峰のメガソーラーは事前協議に入っているようですが、境のメガソーラーは現在事前相談の段階にあるます。規模も大きいし住民の関心も高いので、事前協議は時間がかかりそうですね。本申請は80日以内に手続きを終わらせることになっていることからも、林地開発の許可は1月13日以降になりそうです。

土砂災害警戒指定区域で、生活水にも使われている湧水がすぐ近くにあります。
せめて環境アセスぐらいはやってほしいと思います。

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                          平成27年10月15日
長野県林務部長 塩原 豊 殿

                     境メガソーラーを考える有志の会
                      代表 佐久祐司  

        境メガソーラー事業について、住民説明会が終了するまで
           新地開発の許可をしないことを求める要望書      
    
 私たち「境メガソーラーを考える有志の会」は、レノバ社が計画している富士見町境におけ
るメガソーラー事業について、疑問や不安を感じている富士見町民が集まり結成した有志の会
です。レノバ社の計画は、土砂災害警戒指定区域にあり、生活水として活用している湧水の近
くということ、そして28haもの森林を皆伐するということで富士見町民の多くの方が関心を持
っております。私たち有志の会が7月に開催した勉強会には、約100名の参加者があり、その
関心の高さが伺えます。
 現在、近隣集落への説明会を行っていますが、説明が不十分として再度説明会を求め、レノ
バ社も再度の説明会を認めています。また、私たち有志の会との約束である全町民対象の説明
会も行われておりません。県執行部におかれましては、説明会が終わるまで林地開発の許可を
しないことを強く求めます。

                      記
 
レノバ社が進める境メガソーラー事業について、住民説明会が終了するまで林地開発の許可を
しないことを要望します。

                                       以上

                                          

再生可能エネルギー設置ガイドライン

土曜日, 10月 17th, 2015

10.15信濃毎日
10月15日信濃毎日新聞

富士見町が再生可能エネルギー設備に関するガイドラインを策定しました。
施行は11月1日からです。

太陽光発電の規模は10kw以上で、2,000㎡以上は再生可能エネルギー発電設備の設置等に係る計画書を富士見町環境保全条例に基づく申請書に添付して、町に提出すること。とあります。
町議会に提出した請願は否決されましたが、町長に要望を出したものが、ほぼ受け入れられたと考えられます。
なあんだ、議会なんていらないじゃん。なんて思ったりします。

設備の設置等にあたり配慮すべき事項として、

 ア 雨水等による土砂流出等で災害が発生しないよう適切な対策を講ずること。
 イ 急傾斜地への設置は災害防止の観点から極力避けること。
 ウ 立木を伐採する場合は、自然環境に配慮し必要最小限にとどめること。
 エ 周辺の景観に配慮すること。
 オ 事業を廃止した時は、速やかに設備を撤去すること。

また、事業者に対し関係区、自治会及び近隣住民に説明会を開くこと。また、議事録の作成まで求めています。
先行している諏訪市、茅野市のガイドラインをほぼ踏襲しているものです。

ガイドラインは法的な義務は伴わないものの、一定の歯止めにはなるでしょう。
これで少しでも景観や住民の生活を無視した太陽光発電が減ればいいと思います。

買取価格が下がったから落ち着くとの見方もありますが、まだまだ各地でトラブルは多く、予断を許さない状況です。

太陽光発電は日が当たればどこでも発電するし、活用によってはよても良い発電方法だと思っています。
近隣の景観や生活に配慮し、マナーを守って設置していただきたいものですね。

富士見町境のメガソーラー計画

月曜日, 6月 22nd, 2015

6.18朝日
6月18日朝日新聞

先日、住民有志で境のメガソーラー計画地を視察してきました。

場所は境小学校近くの上蔦木の財産区と明治大学の所有地で、現在は雑木林になっているところ。
この林を約28ha皆伐して、24MWの規模の太陽光発電を計画。富士見メガソーラー株式会社の12倍という規模になります。

これまで保水力のある林だったところを切り開いて巨大な屋根ができるわけですから、当然水害の心配がああるわけで、山の裾野である富士見町は、過去に何度も台風による水害で犠牲者でています。
この日、排水をする予定の切掛沢を歩きましたが、急に狭くなっているところや沢沿いには民家もあり、大雨が降った時の不安を感じました。

また、メガソーラーの設置場所の近くは大泉湧水があり、いくつかの集落で生活水として利用しています。水質への影響と水源の枯渇を心配している人は多くいます。

6月の初めに、信濃境、高森、池袋、烏帽子などの集落に企業による住民説明会が開催され、その後、何人かの人にどう思うか聞かれました。自然エネルギーは良いものですがソーラー発電所が乱立することは、あまり良くは思わず、どう考えたら良いのか、考えてしまう人が多いのだと思います。

自然エネルギーの普及には賛成ですが、なるべく自然に負荷を与えない方法をとるべきで、住民の合意が大前提だと思います。28haもの森林を皆伐するわけですから、自然に与える影響はかなりあると考え、一つ一つ問題を抽出して解決できなければ進めるべきではないと考えています。

ましてやこの電気は中電ではなく東電に繋がれます。都会の人の電気のために地域の人が災害に合うようなことがないようにしていただきたいと思います。

6.20信毎・環境アセス (1)
6月20日 信濃毎日新聞(クリックすると大きくなります)

太陽光発電は”いいもの”といったイメージのもと、乱立している状況になんとも言えない思いを持っている人たちは多いと思います。”これだからダメ”とは、なかなか言いずらいだけに厄介なものです。

環境アセスの対象になることは朗報。
9月の県議会に上程されそうです。

自然エネルギーの普及は賛成ですが、なるべく自然と調和し、住民の理解を得た上で進めてほしいものです。

みんなで森の炎をたのしもう・第2弾!

火曜日, 10月 21st, 2014

自然エネルギー信州ネットSUWAのイベントのお知らせです。

チラシ・表
20140925,26イベントチラシ表

チラシ・裏
20140925,26イベントチラシ裏
*チラシはプチっとやると大きくなります。

チラシは9:00スタートとなっていますが、八ヶ岳まるごと収穫祭は10:00スタートです。
10:00スタートの間違えなのでよろしくお願いします。

好評につき、今回も手づくりストーブワークショップを開催します。

ロケットストーブ
10月25日(土) 午前の部 10:00~12:00 受付終了
         午後の部 13:00~15:00 (先着5名)

ウッドガスストーヴ
10月26日(日) 午前の部 10:00~12:00 (先着10名)
         午後の部 13:00~15:00 (先着10名)

ロケットストーブに関しては午前の部が定員に達したため、受付を終了しました。
午後の部も残りわずかとなりましたので、お申し込みはお早めにお願いします。
ウッドガスストーブは、まだ余裕があります。

手作りストーブワークショップの申込は佐久まで。
info@farm39.jp

釜無川水力発電所

日曜日, 9月 28th, 2014

9月定例会、同僚議員の一般質問で釜無川上流で、水力発電計画が再浮上している事がわかりました。

再浮上というのは、この計画、最初にあったのは平成5年に山梨県企業局が計画し、水量の低下や自然環境への影響が大きいとの反対の声があり、平成13年に計画が凍結された経緯があるそうで、原発事故以降、自然エネルギーが見直され、山梨県側が再び協力を要請してきたようです。

町長の答弁では、計画は5メガワットを計画しており、山梨県の強い要望、八ヶ岳観光圏のパートナーでもあり、何とか協力したいとの発言。

ただし漁業権や水利権など、水が減る事での影響がある場合、何らかの補償を求めていく。
水田に関しては過去のデータから影響がないと思われるが、もし影響が出るようなら発電量を減らしてでも水量を確保する契約にするとの答弁でした。

翌日の新聞によると平成13年の計画をめぐっては、地元平岡区と釜無川漁協がそれぞれ町議会に反対の請願・陳情を提出、町長の反対表明に影響を与えたとの事です。

平岡区長は「まだ説明を受けた段階で態度は決まっていない」

漁協組合長も同じく賛否を表明してはいないが、「川を取り巻く環境が変わらない以上、漁協の姿勢が大きく変わることはないと思う」とのコメントが新聞に書かれていました。
                         〜信濃毎日新聞・平成26年9月9日〜

原発事故以降、自然エネルギーは脚光を浴びて、急速に増えています。
自然エネルギーの普及はとても大切な事ですが、自然を利用するものですから環境にまったく影響がないという事はありません。
エネルギーの事を考える場合、その地域でどのくらいのエネルギーが必要か、どのエネルギーを使うと効率がよく、環境への影響が少ないかを検証することが必要ですが、最近は、この大事な視点が抜けているような気がします。
しっかりと調査をしてから進めていただきたいと思います。

同僚議員の質問に「漁協の反対があれば進めない」との町長の答弁がありました。
今後の動きを注意していきたいと思います。