Archive for the ‘太陽光発電の問題’ Category

富士見町の太陽光発電施設の現状を知る勉強会

火曜日, 1月 23rd, 2018

20日に富士見町内の太陽光発電施設の現状を知る勉強会を開催しました。
80名を超える多くの参加。関心の高さが伺えます。

最初に会のメンバーが経産省が発表している町内の太陽光発電の認定状況をMAPを使って説明。そのあと、議会での一般質問と一般町民の太陽光発電施設が近くにできることで困ったこと、困っていることなどを話してもらいました。

富士見町内の太陽光発電施設の認定数は11月30日の時点で122件(できたものも含む)
経産省の認定状況はこちら → https://www.fit-portal.go.jp/PublicInfo

議会
・境小前の伐採・・・川合議員
・中学林のメガソーラー・・・加々見議員
住民
・南原山地区の事例紹介
・高森地区の事例紹介
・神戸地区の事例紹介
・信濃境地区の事例紹介

ある地区の人は、4月ごろ、家の近所でなにやら人が集まっているなあとおもっていたら、そのうち工事が始まり何の工事か調べたところ太陽光発電施設。投資家は三重県の人。老後の年金対策だそうです。
この土地につくってもらいたくないため、その土地を売って欲しいと交渉したところ、「ここで20年儲けるからダメ。その分見てくれなきゃダメ」との返答。ここに住んでもいない人のために、なぜ我慢しなければならないのかと憤りを感じていることが伝わりました。

富士見町が制定した「再生可能エネルギー発電設備の設置に係るガイドライン」では、届出の前に地元住民への説明を義務付けているのですが、この案件は明らかにガイドラインを守っていません。投資家はそのことは認めたもののガイドラインは強制力がないということで、このまま事業を進めるそうです。

ある地区の人は、太陽光施設ができる土地を買って阻止しましたが、農地法の壁があり仮登記しかできなかったそうです。この問題は農地の活用や農業の後継者問題など広い視点で考えなければならないと話してくれました。

いま、起こっている問題は多くは50kw以下の低圧の案件です。
50kw未満の低圧の太陽光発電は規制が非常にゆるく、各地で問題が多くなっています。規模が小さいため、個人の問題の領域をなかなか超えることはできません。しかし、多くの人が困っている問題。(ぼくが知っているだけでも、阻止するために土地を購入せざる得なかった人は3人います)そして、小さいかもしれないけれど、たくさんできた場合の富士見町の景観や自然環境がどのように変わっていくのか、個人的な問題の領域を超え町全体の問題として捉える必要があると思います。

町内のソーラーで一番関心が高いのは、境小学校前の森林が伐採されたことです。
ここにメガソーラーができるのではないかと、心配している保護者の方は多いです。
このことについて一般質問をした川合議員から報告をしていただきました。

木の伐採は「天然更新」とのことで許可をしているとのことです。天然更新というのは植栽を行わない森林の再生方法のことです。しかし、経産省の認定状況の中にこの土地が載っています。森の再生を謳っている一方で太陽光発電施設の計画をしているということです。そのことは町も承知していて事業申請が出た時点で適正な指導をするとの答弁だったそうです。

しかも、この認定状況は、49.5kwが30件となっています。実際は1.5MWのメガソーラーを50kw未満の低圧に分割して申請を行っていいます。。高圧の発電所の場合、電気主任技術者の選任や、認定後6カ月以内に土地と設備を確保する必要がありますが、低圧ではこうした義務や規制はありません。そこで本来は高圧である発電所を意図的に分割し、必要な手続きを逃れたり、意図的に工事を遅らせたりする発電事業者の発生を防ぐため、経済産業省は2014年から分割案件を原則禁止しています。
町は資源エネルギー庁に問い合わせたところ、境小前のケースは2014年前の案件との回答。しかし、町は分割であっても一つの太陽光発電として対応するとの答弁だったそうです。

今、ソーラービジネスは、怪しいビジネスとなってきています。
地上げ屋みたいな事業者や土地転がしのような事業者、法の規制をくぐり抜けようとする悪質な事業社。これではソーラーパネルなんか見たくもない。という人が出てきても仕方がないことのように思えます。

当日回収したアンケートには、自然エネルギーは必要だけど、今の状況はなんとかしたいといった意見が多くありました。今後も、勉強会を重ね、何ができるか考えていきたいと思います。

次回の勉強会は、町内における太陽光発電施設の規制について、役場職員をお招きして「環境保全条例」や「ガイドライン」について勉強をしていきます。
 
 2月25日(日)13:30〜 富士見コミプラ大会議室

たくさんの参加お待ちしております。

富士見町内の太陽光発電施設を考える会

土曜日, 1月 20th, 2018


*1月17日信濃毎日新聞より

久しぶりの投稿になります。
今日の話ですが、富士見町内に乱立する太陽光発電施設のについての勉強会を開催します。

1年ぐらい前からでしょうか、小規模の太陽光発電施設についての相談されることが多くなりました。自分の家のすぐ目の前が、ソーラーパネルが並んでしまうというものがほとんどです。自然環境が豊かで景観が優れてる富士見町nに住んでいるのに、せっかくの景観が台無しになってしまいます。ぼくの知っているだけでも、ソーラー施設を作ってもらいたくないために隣の土地を買う羽目になった事案は3件もあります。

大規模な開発は環境保全条例や林地開発、環境アセスなどのハードルがあるのですが、小規模の開発は規制がゆるく特に50kw以下の施設に関しては、非常に規制がゆるいという現状があります。

境メガソーラー四賀ソーラーは、大規模なソーラー施設が湧水や土砂災害など問題が地域の問題として捉えることができたのですが、小規模のソーラー発電は個人の問題の領域をなかなか出ることができません。
しかし、多くの住民が困っている問題です。それに小さな規模でもたくさんの太陽光発電施設ができることで、富士見町の景観は大きく変わります。個人個人の問題ではなく、町全体の問題として捉える必要があると思います。

ぼくたちがつくった「富士見町内の太陽光施設を考える会」は、個別の問題に対峙するものではなく、またすべての太陽光発電を反対するものではありません。現状の問題を共有し、どのような対策が必要かを考える会です。
今回は資源エネルギー庁が発表している太陽光発電の認定件数を富士見町のmapにおとしたものを紹介し、町議の方たちを招いて議会で問題になったこと、また、太陽光発電施設ができることで困った人、困っている人などに事例紹介をしていただき、まずは現状をみんなで共有すること時から始めたいと思います。

多くの参加、お待ちしております。