「暮らしの手帖」四賀ソーラー視察

雑誌「暮らしの手帖」の編集の方々が、四賀ソーラーを視察に来ていただきました。
暮らしにとってエネルギーは欠かせないもの。
いまの自然エルギーの問題にも関心があったのだと思います。

これまで、いろいろな方が視察に来ていますが、「なぜ、こんなところに…」という感情を持つことは共通のようです。森林のなかに、大きな沢があり、小川が流れ、湿地には多様な植物があり、この起伏のある形状をならしてメガソーラーを開発するのは自然破壊ではないのか。現地をみれば、そのように思うのは普通のことだと思います。
紙面で見る計画書では納得できる計画も、現地を見れば違う感情が湧き上がってきます。
ぼくらは現場を見ることの大切さを痛感しています。

計画地のすぐ上は霧ケ峰高原、池のくるみという場所です。
雨が降るとここに水がたまり、計画地の地下を通り茅野市の大泉湧水、諏訪市の南沢水源に流れているというのがぼくらの主張ですが、開発業者の主張は、計画地の地下を迂回して水は流れるので、メガソーラーをつくっても湧水への影響はないという考えです。
ちなみに南沢水源の湧水は諏訪市の4割の人が水道水として利用しています。

視察の後の意見交換の場では、エネルギーの地産地消の話が中心となりました。
自分たちで使うエネルギーを自分たちで設置するご当地エネルギーならば、こんな場所につくることはありえません。
「食」についての地産地消の考えは定着しつつあります。もちろん健康にも良いのですが、自分たちの暮らしの中の風景にあるものを食べることで、自分たちは自然から命を分け与えられているという感覚、自然とのつながりを感じることが良いことだと思います。

エネルギーの問題も同じことがいえるのではないでしょうか。
水道から流れる水は水道局が作り出すものではありません。ぼくたちは自然のなかにある水を利用しているのですが、文明社会での生活は、そのことを意識することなく快適な生活ができてしまいます。
自然エネルギーの普及は、そのことをもう一度考えるためのきっかけになると思っていたのですが、マーケティング重視のいまの普及方法では、真逆の結果にしかなりません。

今回の視察から得たことを、「暮らしの手帖」で記事にしてくれるそうです。
どんな記事になるのかたのしみです。

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