子どもの居場所について

子どもの居場所について話し合う会が諏訪市で行われました。

いま、子どもの貧困が問題となっています。
それに対応するように、各地で子ども食堂やフードバンクが立ち上がっています。これまでも6人に一人の子どもは貧困だと言われていましたが、なかなかその実態が掴めませんでした。これだけ多くのNPOや市民団体が、対策に乗り出し始めたということは、子どもの貧困が表面化し、身近に感じるようになったことにあると思います。
これまでは全国民中流意識の中、貧困は表面化しずらいものでしたが、これだけ騒がれるということはかなり深刻な問題と言えると思います。

子ども食堂は貧困対策ではありません。子どもが誰でも来れる食堂をつくることで、貧しい子どもでもご飯が食べることができて、孤食の防止や食育の機能もあります。先日、とある自治体の行政職員が話していたのですが、転校してきた子どもが、学校給食で箸も使わずに手で食べ始めたというのです。一億総活躍時代、子どもを産んだらすぐに仕事に就かなければいけない環境から、家庭での養育環境があまり良くないのかもしれません。もしかしたら一人親家庭かもしれません。どのような境遇なのかまではわかりませんが、子育ての環境は著しく悪化しているのではないでしょうか。

そこで、長野県では地域で子育てを支える居場所づくりとして「信州こどもカフェ」の普及を目指しています。そこに来るとご飯が食べれれて、勉強が教えてもらえたり、相談にのってもらえたり、学用品のリサイクル機能もある、総合的なこどもの居場所です。誰もが来れる総合的な居場所をつくることで、本当の貧困のこどもも来やすくなります。貧困に特化した施設だと、やっぱり来づらいですからね。

認定npo法人長野県みらい基金では、この居場所づくりのための話し合いの場をつくる「官民協働による居場所づくりプラットフォーム構築事業」を受託し、今年度はモデル地区として佐久圏域と諏訪を対象にプラットフォームの構築を目指してきました。

佐久は先行して、佐久こども応援会議がスタートしました。
補正予算のため、ちょっと遅れてますが、諏訪地域でも、今日、子ども・子育て支援をしている団体が集結しました。

子どもの権利条約では、子どもの最善の利益を保証することは社会の責任であると謳われています。
まずは、地域でこども・子育てを見守る体制が必要です。

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