境メガソーラー建設計画中止

レノバ社から境メガソーラー計画撤退の書面が送られてきました。
これで1年半にわたる運動もとりあえず終結。
解決には長いこと時間がかかると覚悟していたので、正直ホッとしています。

今回この問題に関わって、環境よりも経済の方が優先されている社会だということをつくづく思い知らされました。たとえば土砂災害の恐れがあっても、○年対応の調整池をつくればクリアされてしまします。ちなみに50年対応でも100年対応でも数ミリしか違いがありません。過去の実績ですから。
行政は、技術面がクリアされれば許可を出さざる得ません。なぜならば技術面をクリアされているのに許可を出さないと企業から訴えられる恐れがあるからです。うちの町長はそれをずっとビクビクしてました。
たしかに開発行為にはハードルがありますが、こうやって一つ一つクリアされ、住民感情を置き去りに開発は進んでいきます。そして環境アセスは事業を再考することなく、事業のお墨付きの役割を担っていきます。
住民が不安を感じる開発は、行政が止めてくれると思っている人が多いのですが、それは大きな間違いです。行政はみなさんが思っているほど強くはありません。

境メガソーラーが止まったのは、湧水利用の4集落が反対を表明したことによります。
”反対”することはネガティブなことなので嫌がる人も多いなか、地域の人たちが自分たちの意思表示をしたことはとても大きなことです。
ラブでピースな人たちは、すぐに代替え案を出すべきとか、妥協点を提示すべきだと言いますが、そんなことでは開発を止めることはできません。はっきり言って甘々です。自分たちの意思表示をしっかすることで、初めて話し合いが始まります。
自分の地域を守りたいのであれば、しっかりと意見を言っていくことが大切だと思います。

境メガソーラーは止まりましたが、県内最大規模の四賀ソーラーなど、各地にまだまだメガソーラーの問題が残っています。これからも、自然と共生した持続可能な社会づくりのための自然エネルギーについて考えていきたいと思います。

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