衆議院選の野党共闘・政党訪問

市民団体「希望ネット・長野」で、衆議院選の野党共闘について政党訪問を行いました。
ぼくは希望ネット・長野のメンバーではないのですが、4区では誰も参加者がいないということで、お声がかかり参加してきました。

この日、訪問したのは、社民党県本部と共産党県本部。
民主党本部は、「野党共闘に関しては中央が取りまとめているため、県本部が勝手に答えることはできない」として訪問は実現しませんでした。社民党も共産党も、野党共闘に関しては中央が取りまとめるとしながらも、市民団体に対応してくてたことを考えると、民進党の対応は残念に思います。

社民党は、県連幹事長の中川ひろじ氏が対応してくれました。

参議委員選挙時、野党共闘での政策協定①安保法制の廃止 ②立憲主義の回復 ③安部政権下での憲法改正阻止 ③格差是正 は未だ解決していない。そのため、この政策協定は今でも生きていると考える。衆議院選も野党共闘を追求すべきというのが社民党のスタンス。

しかし、選挙制度の問題で衆議院選挙は、比例との重複立候補をすることで、惜敗率による復活当選ができるという仕組みから政党選挙になりやすい。北信越ブロックの棲み分けを行った上で、政策協定を結び野党共闘をしていくことが望ましい。

棲み分けというのは、この選挙区はこの政党が出るから他は出さないでね。その代わりこの選挙区はぼくたちの党からは出さないからね。という意味です。長野県は選挙区が5つしかないわけですから、その狭い範囲での棲み分けは難しい。だから野党共闘は中央で行われるということだと思います。

なるほど、選挙制度のことを考えれば、自民党に勝つためにはその方法が良さそうです。
しかし、ちょっと待ってほしい。
そこには市民は介入していません。
政党同士の都合で決まったことだからといって、そのまま「はい、そうですか」とは乗ることはできません。

ぼくは、基本、政党同士が一つになることは無理だと思っています。
それぞれが、それぞれの哲学や思想で活動しており、周からは同じ見えても本人たちにとっては雲泥の違いなのです。もし、簡単に一つになれるようなら、とっくに一つの政党にまとまっているはずです。その一つになれない政党同士を結びつける役割が”市民”ではないかと思うのですがどうでしょう。

民進党が長野県の5区あるすべての選挙区に候補を立てると言っている状況ですので、社民党としてもどのように動くのかが難しいとは思いますが、まずは市民と野党の話し合いが必要だということは認めてくれました。

さて、共産党は副委員長と県会議員の山口氏が対応してくれました。
内容としては社民党との話とほぼ同じ。野党共闘は、市民の参加の重要性をさらに強調していました。

だとしたら、なぜ、あのタイミングで現職県議で県議団長の毛利栄子氏の出馬表明があったのか疑問に思います。これでは、前回は民進党を応援してやったので、今回は共産党でよろしくと言われているように受け取ったのはぼくだけでしょうか。
これでは、純粋に応援する気にはなれません。毛利議員が良い議員なだけに残念です。

長野4区は、前回の選挙で、民進党と共産党を足した票が、自民党の後藤茂之氏の票よりも多かった実績があり、この長野4区は野党が共闘すれば自民党に勝てる選挙区なわけです。
だからといって、自民党以外の立候補者が一人であっても市民や野党が一緒の思いで望まない限り勝てるとは思えません。
野党がまとまれば勝てる選挙区も、まとまらなければ負ける可能性があるわけです。

共産党も、今後、市民との話し合いが必要であり、そういった場には参加してくれることを約束してくれました。
まずは、選挙区ごと、自民党に対抗するためにはどうしたらいいのか、どのような候補を立てるべきかを話し合う場が必要だと思います。

政党や市民団体、それぞれの思惑や戦略があり、なかなか一つになることは難しいのですが、改憲を阻止するためには与党を3分の2以下にしなければいけません。市民が参加することで、みんなで選挙を盛り上げる情勢をつくる必要が有ります。

日ロ会談の結果など不確定要素が多い現状ですが、1月通常国会冒頭解散の可能性が無くなったわけではありません。
急ぎ、民進党を含めた野党と市民の話し合いの場が必要です。

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*11月26日信濃毎日新聞より

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