富士見駅の家

8.8日報・複合施設 (1)
*8月8日 長野日報より

先日新聞報道された、富士見駅前に計画されている複合施設の説明会が昨日行われました。
富士見駅前にある富士見駅前公園を予定地としており、具体的には20席+パーティールーム20席のレストランに、観光案内所、土産物売り場などが入りる木造平屋建て。
公募により事業者を決定します。

資料によると目的は
 ①駅前の活性化
 ②観光客へのおもてなしの追求
 ③テレワーク、新規就農等移住者の相互交流及び地元の人々との交流の場
 ④駐車場側新夢の森公園につどう人々の交流の場として相乗効果を上げる
 ⑤観光案内所の場所の移動包含で観光イメージ一新

予算は地方創生交付金を利用。
 ・国:1250万円
 ・町:1250万円+観光案内所構築費500万円
 ・店舗経営者自己負担分:1,500~2,000万円
  総計4,500~5,000万円

新聞記事にもあるように計画地は都市計画道路の予定地となっているが、まだまだ先の話なので大丈夫とのこと。交付金についても問題ないと国に確認済みとのことです。
しかし、道路ができるとなれば、事業者が自腹で建物を撤去し、立ち退かなければいけない。非常にリスキー。

交付金の関係で3月末には工事が竣工していなければならない。
そのため9月議会で採決され、すぐに事業者を公募。10月中には経営者を決定し、11月には工事着工というスケジュール。
町長の提案する事業はいつもそうなのだが、終わりが決まっているからといって説明も話し合いも中途半端のまま進めていく、今回も完全なトップダウン型です。

当然、会場からは批判の声が大きい。
土日に閉めているお店がないのにもかかわらず、「土日なのに店が閉まっているため、お店を作って活性化させる」との町長の発言には、特に多くの批判。町長は、何のリサーチも行わないまま、都会の人向けのレストランを作れば駅前が活性すると思っているようです。
駅前を活性化させるのには、駅前商店街の連携、協力が必要なのにもかかわらず、商店街からは何の合意も取れていないことが露見されました。

1日30人の来客で、年間1000~2000万円の売り上げを予測。1,500万円も投資して、道路ができたら自費で壊して撤去しなければいけないリスクも背負って、ぼくならやりたくないなと思うのだが、巷では事業者はもうすでに決まっていると言っています。

嫌な話だ。

富士見の駅前の商店街は、観光客をターゲットにしていません。駅前に都会の人向けのレストランを作ったところで駅前商店街が活性化することはないでしょう。駅前の活性化を考えるのなら、地域の人たちが来やすい場だったり、地域の人たちが集える場所だと思います。
高齢化が進むなか、歩いていける商店街の存在はとても大切な存在です。観光客ではなく、町民の生活の場としての視点が必要ではないでしょうか。

町長は、いつも町民ではなく、移住者や観光客など、外的要因に問題解決を求めています。
しかし、従業員のことを考えない企業がダメなように、住民のことを考えない自治体は衰退していくのではないでしょうか。
ぼちぼち、町民ことも考えてほしいものです。

説明会では多くの反対、批判の意見がでました。
議員さんたちは、その声を受け正しい判断をしていただきたいと思います。
もう、町長の思いつきで税金を使われるのはゴメンです。

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