水道水源保全地区の指定を求める要望書

6.1信濃毎日
*6月1日信濃毎日新聞より

先日、町に対し境メガソーラー建設予定地を、長野県水環境保全条例の水道水源保全地区の指定にするよう要望書を提出してきました。

水道水源保全地区とは、飲料水や生活水をゴルフ場開発や産廃施設などの開発行為から守るため、保全地区として指定し保護するためのもので、市町村長が県に対して申請を行い県が「水道水源保全地区」の指定を行います。
境メガソーラー建設予定地は、大泉湧水から350mしか離れておらず、水道水源の涵養林であることは間違いないものと思われます。

この周辺は、過去に3回の裁判で守られてきた経緯があります。
平成8年のゴルフ場開発に伴う裁判では、和解条項で町に対し、今後水道水源保全地区の指定など関係法令に基づく諸制度の活用に努めなさいとあり、なぜ今まで指定してこなかったのか疑問を感じます。もった早く水道水源保全地区に指定していれば、今回のような問題も起きなかったのではないかと思います。

すみやかに水道水源保全地区の指定を行い、行政の義務として町民の大切な水源を守ってもらいたいと思います。

*この問題は、6月6日午後2時ごろから名取武一議員が一般質問で取り上げます。
 お時間がある方は傍聴に行きましょう。

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                                平成28年5月 31日
富士見町長 小林一彦殿
                          境メガソーラーを考える有志の会
            水道水源保全地区の指定を求める要望書
 富士見町境に大規模なメガソーラーが計画されていますが、その建設予定地近くの大泉・小泉湧水は飲料水や生活水として利用され、その影響が懸念されています。そこで、大泉・小泉湧水の周辺を長野県水環境保全条例による水道水源保全地区の指定とすることを要望します。
 県は水道水源保全地区の考え方として、「湧水や浅層地下水の場合は、取水地点からおおむね1~2kmの涵養域とする」としていますが、建設予定地から大泉湧水までの距離は350mしかありません。また、大泉・小泉湧水の周辺は、これまで何度も大規模な開発が立案され、3回も裁判になり守られてきた経緯があります。とりわけ、平成8年の富士見高原ゴルフ場増設計画での、町との和解条項のなかでは「森林が水源涵養・水質保全・災害防止などの重要な機能を有することをかんがみ、今後、必要に応じて、水質・水量の調査、森林法による保安林の指定および長野県水環境保全条例による水道水源保全地区の指定、その他関係法令に基づく諸制度を総合的・体系的に活用することに努める」とあり、開発から水環境を守るためには法による保護が必要です。
 限られた貴重な資源である水環境を守り、町民の健康で文化的な生活を守るため、町が和解の当事者であった、「水道水源保全地区の指定」を求める要望書を提出いたします。
                     記
大泉・小泉湧水の周辺を涵養林として、長野県水環境保全条例による水道水源保全地区の指定とすることを要望します。
以上

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