性被害からこどもを守る条例・必要14%

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*長野県世論調査会HPより

長野県世論調査会は、12日に阿部県政へのアンケートを発表しました。
アンケート結果は、こちら

アンケートでは条例制定を含む5つの選択肢を提示したところ、「県民運動の充実」がトップ。「性教育の充実」が次に続きます。
条例の制定は14,2%と最も低い数字でした。

このアンケートは2014年にも行われていて、このときは「ネット・スマホの使い方の指導」がトップだったことを除けば、ほぼ同じような順位と数字でした。このときも「条例の制定」は15,6%と最下位でした。

この2年間、タウンミーティングなどで繰り返し意見交換を行ってきたわけですが、まったく数字が増えていません。
こどもの置かれた環境は決して良いものではないが、だからといって条例を制定すれば改善すると持っている人は少数だということでしょう。

行政は得てしてわかりやすい対策を取りたがるものですが、こどもの育ちに関わることなので安易な方法はとって欲しくはありません。
報道によると阿部知事は「論点は出つくした」との見解をだしました。あとはパブコメの意見をまとめて検討するとのことです。
締め切りは、今月25日まで。多くの意見が出ることを期待しています。

ご意見募集
http://www.pref.nagano.lg.jp/jisedai/happyou/happyou/160325pabukome.html

性教育についてですが、俄かに注目を集めているのがCAPです。
CAPとはChild Assault Prevention(子どもへの暴力防止)の頭文字をとったもので、こどもたちがいじめ、痴漢、誘拐、虐待、性暴力 といったさまざまな暴力から自分を守るための人権教育プログラムです。
中学生へのプログラムでは、性の問題も取り扱っています。

現場の先生たちは、普段顔を合わせている子どもたちに性教育をすることは少し抵抗があるようなので、性の問題は外部に委託することもありだと思います。
CAPでは、ワークの終わりに子どもたちの声を個別に聴く時間を設けるのですが、そのとき幼少期の性暴力などの話がよく出てくると聞いています。
そんな話を聴くと、表面化していないだけで多くの問題を抱えていることが想像できます。

子どもを性被害から守るための条例に関する基本的な方針では「条例ができれば被害を受けた子どもたちは相談しやすくなる」とありますが、条例ができたからといって、子どもたちが相談しやすくなるとは思えません。
子どもたちの話やすい環境とは何か、自己肯定感も含めた議論が大切ではないでしょうか。
県民運動とはそういうことだと思います。

富士見中学校ではCAPの導入について前向きに検討することになったようです。
以前、一般質問をしたときは「予算がない」とのことで、残念ですが検討されることはありませんでした。

 CAPの導入についての一般質問はこちらから。

一歩前進です。

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