野立て太陽光発電施設・自主規制

2.3長野日報-

今日の長野日報一面トップ記事に、茅野市内の自治区である笹原区が、野立て太陽光発電施設の自主規制をするということが掲載されました。

長野日報 http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=36241

記事によると、”八ケ岳山麓に広がる田園風景を守ることで移住や定住を促進し、高齢化が進む集落の活性化を図る狙い。”だそうです。最近はソーラーパネルが景観を壊す迷惑施設として見られることが多くなったように思います。

去年末ごろに、自然エネルギー普及のためのシンクタンク?のような団体から、境のメガソーラーのことを話してくれと頼まれ東京に行ってきたのですが、その団体で調べた太陽光発電事業が住民と対立している理由のトップは”景観”だそうです。その後、防災、地下水などの問題が続きます。

理由のトップが”景観”ということはちょっと意外でした。というのも、実はソーラーパネルがある風景は嫌いではないからです。3.11のあと、ヨーロッパなんかの田園の中にあるソーラーパネルや風力発電の風景はとても美しく思えたものです。
多くの人がそう思ったのではないでしょうか。

ぼくはいまの自然エネルギーが普及に、住民が関わっていないことに問題があると思っています。

自分たちの使うエネルギーを、なるべく環境に負荷をかけない自然エネルギーを取り入れようということならば、生活の中にあるソーラーパネルも風車も美しく見えるかもしれません。
多少眩しくても、風車の音がうるさくても、仕方がないと割り切って考えることができるのではないでしょうか。
それに住民が主体となって導入となれば、当然、景観には配慮するでしょうし、防災、生活水のことも考慮しながら設置するでしょう。

しかし、国は地産地消や地域の活性化といった視点よりも、マーケットを重視し自然エネルギーの普及を図りました。

先日、説明会があった霧ヶ峰のメガソーラーはあまりの大きさに自然環境への影響が懸念されています。なぜ、人口減少して経済が縮小されることが予想される中で、新たに自然を破壊して開発しなければいけないのか理解できません。地元の人たちなら、絶対に思いつかない事業計画です。
境メガソーラーに至っては、ぼくたちが使用している中電ではなく東電に繋ぎます。なぜ自分たちの関係のない施設のために土砂災害や湧水の心配をしなければいけないのでしょうか。

都会の企業が地域住民の生活に土足で入り込み、営利目的で自然破壊を行っているような現状では、太陽光パネルは美しくは見えません。ぼくは自然ネルギーは普及させるべきとの考えなので、とても残念な状況だと思っています。

自然エネルギーの普及に地産地消、地域の活性化の視点へとシフトするべきです。
そのためには、国、県、基礎自治体の役割は大きいと思います。

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