市民と政党のつどい

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今年夏に行われる参議院選挙に野党統一候補擁立を目指す市民団体「希望・長野・ネット」主催の、市民と政党との懇談会が松本で開催されました。緑の党・信州の代表が欠席のため、急遽パネリストとしての参加です。

コーディネーター 松本猛氏  (信州市民連合)
パネリスト    下条みつ氏 (民主党・元衆議院議員)  
         石坂千穂氏 (共産党・長野県委員会書記長)
         中川博司氏 (社民党・長野県連幹事長)
         佐久祐司  (緑の党)

集団的自衛権の行使容認を閣議決定で決めたことは、明らかに憲法違反であり、その後の強行採決、改憲への動きなど、いまの安倍政権には眼に余るものがあります。現在の与党である自公に対抗するためには野党が協力していかなければいけないという機運が高まってきました。
当然、政党ですので細かいところはいろいろ考えの違いはありますが、「安保法案廃案」「立憲主義の回復」「改憲阻止」の点だけは共通認識での共闘になると思います。

長野県は次回の選挙より一人区となります。選挙区の改選73あるうちの32が一人区となり、野党としてはこの一人区は共闘で非自公の議席を確保したいところです。
いまのところ自民は若林健太氏が立候補を予定しており、共産党から唐沢千晶氏が立候補予定、民主党から公認で杉尾秀哉氏が、先日正式に立候補を表明しました。

緑の党・信州としては野党が共闘して非自公の候補者を立てていくことには賛成ですが、市民が参加しやすい無所属という形が望ましいという考えています。
直近の国政選挙の投票率は、衆参ともに約52%。国民の半分は選挙を棄権しています。
このような状況で政党間の足し算引き算だけで自民に勝てるとは思えません。市民運動が高まり市民と野党が連携してこそ、自民に勝つことができると思います。

社民党の中川氏も同じ考え、共産党の石坂氏は、長野県区ではこれまで民主党に議席があったため、公認とういうことに一定の理解をするとのコメントがありました。

意見交換では、市民から統一候補を予備選挙で決めるべきとの意見が多数出ました。
このことは市民と野党との共同で統一候補を模索しようとしているなかで、民主党がいきなり公認候補を打ち立てたことを納得していない人が多いことの表れだと思います。
野党の第1党だから、勝てそうだから、というだけでは市民が結束することないでしょう。「自分たちが認めた人だから応援するんだ」という形を取らなければ市民運動は高まりません。民主党も共産党も候補者を出すのならば、そのことを第一に考えるべきだと思います。

60年代安保のおり、国会にはデモで人が溢れ野党が反対するなか、自民党は衆議院で単独採決し、6月に新条約は参議院の議決なしで自然承認されました。多くの批判のなか、その年の秋の選挙では岸首相に変わった池田首相が「所得倍増計画」を打ち出し、自民党が解散時に比べ13名増という結果に終わりました。
いまの安倍バッシングのなか、野党が共闘すれば勝てるという考えは甘すると思います。市民と一緒になって市民運動を高め、投票率を上げていかなければいけません。

この日の民主党の下条氏は、きょうのことは党本部、候補者である杉尾氏に全部伝えるとのことでした。
長野県民は杉尾氏がどのような人か知りません。まずは長野県に来て市民の前で話をしてもらいたいと思います。

         

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