COP21

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パリで開かれているcop21(第21回気候変動枠組条約締約国会議)、閣僚級の会議が始まりました。今回の会議は京都議定書に続く、2020年からの新たな枠組みを決める重要な会議なのですが、なぜか日本ではあまり騒がれていないように思います。
かなり大事なんですがねえ…

気候変動・地球温暖化は極めて深刻な問題です。しかもその原因は産業革命以降、人間が排出してきたCO2をはじめとした温室効果ガスによるものということは、ほぼ間違いないとされています。

温暖化による海面上昇は、このままでは21世紀中に88cm上昇されるといわれ、平均海抜1,5mぐらいのツバルやモルジブなどは、今すぐ対策を取らなければ2050年にはGDPの10%の被害額になるといわれています。
日本も1mの海面上昇で全国の90%の砂浜が消滅し、大阪堺市、東京江東区、墨田区など多大な影響を受けます。

温暖化による一番の深刻な問題は世界的な水不足と食糧不足です。
IPCCの報告では、2025年には50億人が水不足になり、今後100年で中国の米の収量は8割減、インドなどでの小麦が大幅に減産になると予想されており、食糧の国内受給率が40%しかない日本は深刻に考えていかなければいけません。

京都議定書は、初めて先進国に温室効果ガスの削減を義務づける画期的なものでしたが、最大の排出国アメリカが離脱し骨抜きとなり、その後の中国などの新興国のCO2排出量が増大し新たな枠組が急務となっています。

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全国地球温暖化防止活動推進センターより

日本は京都議定書の目標である6%の削減を達成しました。2008年のリーマンショックによる経済の停滞が原因であると思われます。このように経済成長と温暖化対策が相反するように見えてしまうことが、各国の合意を取ることが困難となっています。
先進国は新興国や途上国にも義務をかせるべきだとし、途上国はこれまでCO2を排出し続けてきた先進国の責任を追及します。

2009年にコペンハーゲンで行われたCOP15で「ポスト京都議定書」の枠組を決めるはずが、先進国と途上国の合意に至らずに終わりました。そんなわけで今回のCOP21が最後のチャンスとも言われています。
しかし、実務者レベルの会合では、なかなか合意が見えませんでした。

2015年は、産業革命以前より1℃上昇するという記念すべき年となってしましました。目標の産業革命以前より気温上昇を2.0℃〜2,4℃に抑えれためには、2050年に2000年度比50〜85%の削減が必要とされています。日本の26%削減目標では甘い!

今すぐ対策をとるべきでしょう。
11日の閉会までに、なんとか合意に至って欲しいです。

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