メガソーラーの林地開発許可申請

12.17長野日報
12月17日 長野日報

霧ヶ峰で計画しているメガソーラー建設の伴う林地開発の許可がおりました。
メガソーラー建設の伴う林地開発の許可が下りたのは県内初めてのことだそうです。

霧ヶ峰のメガソーラーとの記事でしたので、最初は200ヘクタール90メガの事業化と思いましたが、よく読むと16,5ヘクタール10メガ。どうやら別の事業のようです。
Googleマップの航空雨写真をみると、すでにメガソーラーは他にもあり、霧ヶ峰はソーラーパネルだらけになるのかと思うと、なんだかやるせない気持ちのなりました。

先日、霧ヶ峰の200haの事業に反対している女性リーダーに会いました。下流域の茅野市からは疑問の声が上がっていますが、肝心の諏訪市の人たちは無関心で困っているとのことでした。霧ヶ峰といえば、新田次郎の「霧の子孫たち」の舞台。産婦人科医の青木先生、考古学者の藤森栄一らが中心となってビーナスラインの建設に反対をして、コースを変更させた場所です。ぼくなんかから見ると住民運動の聖地のような場所なのに残念に思います。

日本の法律では農地は厳しく規制で守られていますが、なぜか森林に対しての法律は緩いように思わせます。国土の80%は森林のため、厳しくしてしまうと開発ができなくなってしまうからでしょうか。
しかし人口減少のこの時代に、なにも森林を切り開いてまでの開発が必要とは思いません。これから人口が減れば平場でも土地は空いてくるわけで、できるだけ次世代に自然環境は繋げていくべきだと思います。

県に要望書を出しに行った折にわかったことですが、県も森林の保護のため林地開発の許可申請を充実を考えているとのことでした。

具体的な改正ポイントは。
●林地開発許可の事前申請の手続き中、事業者の住民への説明手続きを再整理。
・説明をすべき住民の範囲の明確化
・事前申請で事業者に確認していた住民説明の様式化:事業者が住民に対して説明した内
容、住民の意見、地域住民の代表者の押印等を求めた様式(説明結果概要書)
・大規模事業に対して、開催することとしていた市町村、森林組合、事業者等による調整
会議の対象規模を50ヘクタールから10ヘクタール以下にしたこと。当該調整会議に学識
経験者と住民が参加できるようにしたこと
・林地開発許可の手続きを科学的、客観的に行うため、学識経験者の助言を得ること
・林地開発許可を行う際に締結する残地森林の協定を、環境全般に広げることができるよ
うにしたこと
・林地開発許可を行う時に、事業者に求める残地森林の管理に環境保全の観点を強化したこ

等です。

この改正は11月1日ですので、霧ヶ峰200haも境メガソーラーも対象となります。

さて、境メガソーラーの全町民対象の説明会ですが、未だに開催されないため再々度レノバ社へ催促の手紙を出したところ、以下の返信がきました。
一応やる気はあるみたいです。

12.11

2 Responses to “メガソーラーの林地開発許可申請”

  1. 薄井 武信 Says:

    日経ビジネス ON LINEの「これでいいの?日本の景観」シリーズも興味深いです。
    「美しい国だ」ワクチンを接種された日本人、という外国人からの指摘は耳が痛い。。
    http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/111100012/111100001/

  2. さんきゅー Says:

    isepが事務局になっている持続可能な自然エネルギー研究会の報告書によると、メガソーラーが各地で反対が起きている理由の一番は「景観」。しかし反対の理由が「景観」だと感情論に思われ止めるのが難しくなってきます。
    そろそろ「景観」は宝であり財産であり、金銭的にも価値があるものということを認識してほしいものです。インドも好きですが、イタリアの「ほっ」とする感を目指してほしいです。

Leave a Reply