富士見町境のメガソーラー計画

6.18朝日
6月18日朝日新聞

先日、住民有志で境のメガソーラー計画地を視察してきました。

場所は境小学校近くの上蔦木の財産区と明治大学の所有地で、現在は雑木林になっているところ。
この林を約28ha皆伐して、24MWの規模の太陽光発電を計画。富士見メガソーラー株式会社の12倍という規模になります。

これまで保水力のある林だったところを切り開いて巨大な屋根ができるわけですから、当然水害の心配がああるわけで、山の裾野である富士見町は、過去に何度も台風による水害で犠牲者でています。
この日、排水をする予定の切掛沢を歩きましたが、急に狭くなっているところや沢沿いには民家もあり、大雨が降った時の不安を感じました。

また、メガソーラーの設置場所の近くは大泉湧水があり、いくつかの集落で生活水として利用しています。水質への影響と水源の枯渇を心配している人は多くいます。

6月の初めに、信濃境、高森、池袋、烏帽子などの集落に企業による住民説明会が開催され、その後、何人かの人にどう思うか聞かれました。自然エネルギーは良いものですがソーラー発電所が乱立することは、あまり良くは思わず、どう考えたら良いのか、考えてしまう人が多いのだと思います。

自然エネルギーの普及には賛成ですが、なるべく自然に負荷を与えない方法をとるべきで、住民の合意が大前提だと思います。28haもの森林を皆伐するわけですから、自然に与える影響はかなりあると考え、一つ一つ問題を抽出して解決できなければ進めるべきではないと考えています。

ましてやこの電気は中電ではなく東電に繋がれます。都会の人の電気のために地域の人が災害に合うようなことがないようにしていただきたいと思います。

6.20信毎・環境アセス (1)
6月20日 信濃毎日新聞(クリックすると大きくなります)

太陽光発電は”いいもの”といったイメージのもと、乱立している状況になんとも言えない思いを持っている人たちは多いと思います。”これだからダメ”とは、なかなか言いずらいだけに厄介なものです。

環境アセスの対象になることは朗報。
9月の県議会に上程されそうです。

自然エネルギーの普及は賛成ですが、なるべく自然と調和し、住民の理解を得た上で進めてほしいものです。

2 Responses to “富士見町境のメガソーラー計画”

  1. 下川潤 Says:

    なにせ、長丁場の話、つまり日本人の最も苦手とする話です。原状復帰といっても、その時まで生きている人が現在の交渉の中にいる人のうち、何人くらいいますかねえ?つまり今の子供たちの代わりにやっているんだという意識、こっれが最も大切な部分です。地代は何十年も払い続けられるか?後始末も大切な部分です。その間に土砂災害があったら誰が責任をもってくれるのか?その復旧にかかるお金を出す人は誰か?パネルはどうやって片付けるのか?その間に発電会社が破産した時、財産区は優先的に電気代から取り分を取れるようにしているか?等々。今の子供たちに「こんないい加減な契約をして!」と怒られないように手を打っておくことができるのでしょうか?弁護士などにも応援を頼まなきゃだめだ、とおもいます。

  2. さんきゅー Says:

    きのう、地質学者の先生にお話を聞きに行ってきました。専門家の意見を聞きながら作戦を考えながら進めていきたいと思います。

Leave a Reply