安保関連法案反対の請願

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地域ぐるみの会が、安保関連法案反対の請願を出したとのことなので、15日の原村、16日の富士見町議会の傍聴に行ってきました。
結論から言うと原村4対6、富士見2対8の賛成少数で不採択となりました。

原村では矢島議員の反対討論が強烈だったので紹介しときます。

原村の議員としては大変難しい問題で、外交防衛は国の責任で行っていけば良いもの。
専門知識のないものが新聞の切れ端読んで発言することは説得力に欠け、直接民主主義になったほうが怖さを感じる。
国民の安全を守るのが国の役割であって国が責任をもってやることに尽きる。
国民が選んだ国会議員が、国会で議論をすれば国民に十分知れ渡り、国会で決まられたことを粛々と従いたいと思う。

粛々と従いたいって…(笑

実はこの議員、以前の討論で読売新聞の記事を多用していたので”新聞の切れ端”と”粛々と従っていく”のところは、30人を超える傍聴者が失笑。なんともレベルの低い討論でした。

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さて、富士見町。
総務経済常任委員長の委員会報告では不採択3、趣旨採択1で不採択。

・高度な政治判断が必要で一町会議員では限界がある。
・ここで議論する問題ではない。
・多様な考えがあり一方に加担はできない。 など。

こんな議論が委員会で話された内容のようです。

本会議の採決結果は

採択 :名取武一議員  小林市子議員

不採択:名取久仁春議員 川合弘人議員 小池勇議員  五味高幸議員
    三井新成議員  織田昭雄議員 五味平一議員 矢島尚議員

賛成2 反対8 で不採択

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これまで富士見町議会は、この手の請願・陳情・議員提案の意見書案を通してきました。

平成23年9月 浜岡原発の廃炉を求める意見書             全会一致:採択
平成24年3月 消費増税反対の意見書                 全会一致:採択
    9月 オスプレイの配備と飛行訓練の撤回を求める意見書    全会一致:採択
    9月 食品の放射能測定器を購入を求める請願           7対3:採択
平成25年3月 TPP交渉参加阻止する意見書           賛成8反対1棄権1:採択
    6月 TPPへの参加に反対する陳情             賛成3反対7:不採択
    12月 集団的自衛権に関する憲法解釈を変更しないことを求める陳情 賛成多数採択
平成26年12月 集団的自衛権に関する内閣閣議決定を撤回を求める請願     審議未了
       集団的自衛権に関する内閣閣議決定を撤回を求める意見書
                                賛成5反対1棄権4採択

改選前の富士見町議会は11名中8名が新人でしたので、わりと住民感覚での判断ができていたと思います。しかし後半になるに従って、この手の意見書を通すのが難しくなってきました。議員に慣れてくると、なぜか庶民感覚が薄れ上から目線になってしまうことが原因かなと思います。
これでは、ますます政治離れが進みます。

今回の富士見町議会での反対意見は、

・町議会が国政に関与すべきではない。
・国で決めるべきこと。
・戦争ありきで不安を煽るような議論をするべきではない。  など。

いま国会で話し合われていることが、国民の声が反映されていないため、一番身近な地方議会から意見を言って欲しいから請願でが出されているのであって、国と地方の役割分担で逃げるのではなく、しっかりと住民の声をとどけるべきだと思います。

富士見町議会は、明らかに改選前に比べ保守化しました。
これからは、国にたてつくような意見書は、もう通らないでしょう。
先日の信濃毎日新聞によると長野県77自治体中52自治体が意見書を採択しています。
なんだかちょっと恥ずかしいです。

    

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