テレワーク関連予算の修正動議否決

16日の本会議最終日に一般会計予算に対して修正動議を提出しました。
テレワーク構想関連予算、シェアオフィス設計委託381万3000円を削除するものです。

趣旨は、まず計画が全く見えないこと。計画はころころ変わり、行き当たりばったりといった印象は拭えません。
事業規模、財源、費用対効果などもはっきりしていない。普通は事業計画を見ながら、計画に不備はないか。費用対効果はどうか。など、あーだこーだと検証しながら可決されていくものです。他の自治体では、まずあり得ない事業の進め方だと思います。

そして一番不思議なのが、この事業のどこに町民利益があるかということ。
人口減少は問題ではあるが、そのために50人都会から呼ぶことに1億円近いお金使うというのはいかがなものでしょう。そのようなお金があるのなら、子ども・子育て支援に、産業振興に、高齢者福祉に、他にもっと必要としていることは沢山あります。
町民から集めた税金は町民福祉のために使うべきだと思います。
町民のみなさんから”都会からたくさん人を呼んで、一緒に新しい富士見町をつくっていこう”というコンセンサスが取れればべつですが…
町民の理解の上で進める事業だと思います。

修正案についての質問は、今回は設計委託費なんだから調査費として認めるべきではないか。とか、反対するなら費用対効果を調べて、どこがいけないのか指摘するべきだ。とか、ただ予算を削減ではなく、他の使い道を提案ができなければ反対すべきではない。などいろいろ出ました。
議会のチェック機能というものを、全く理解していないように思います。

修正案の反対の討論は以下の3人です。

・今回の衆議院選挙でも、地方へのサテライトオフィスを作ることにより、地方への人の移住を前提とした事業を模索すべきとの議論がされた。そこで富士見町はいちはやく進められるかの動きとして今回の設計委託が提出された。
既存の建物が古いということは十分考慮した上で、まずは設計がされることが望ましいく、今後の富士見町への都会からの移住者を増やし、人口減少を食い止め、新たな移住者により、諸税が収められ、トータル的に町が活性化する第一歩。

・現時点で完璧な絵が描けていないことを持って効果に疑問を呈したり、また本体事業が、すでに内定しているかとの議論もなされたが、これまでの議論及び議決で方向性は認められていると理解している。
この事業の延長において、具体的な絵を描くために必要であるという説明は当然である。
提出された議案は、あくまでも設計委託であり、勝手な思惑を加えて判断することは適切ではない。公費を使うのだから慎重になるのは当たり前だが、町民のために積極的に事業はやりなさい、しかし議会が納得出来る絵が描けるまでは、費用や時間は個人もちだと聞こえるような議論は適切だとは思わない。

・ここでテレワークの事業が出てきたことは限界市町村が増える中で、富士見町はなんとか持ちこたえなくてはならない前準備。
それなりの能力を持った人たちが来て、富士見町の最初は町から借りて始めるが、いずれは自分たちで起こすかもしれない。
若い人たちが、まず集まる。富士見町の若い人たちが集まり、一緒にいろんな議論をすると説明があった。
380万円だけを見て短絡的にこの事業を賛成できないということはおかしい。将来の富士見町を見据えた上で、この事業は展開していく費用だと思い賛成。

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他に賛成討論が4名。結果は賛成5、反対5の同数で議長裁決で修正案否決となりました。
委員会審査では可決されており、委員会審査の結果を尊重したと思われます。

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今回は約380万円の設計委託費ですが、次回3月議会の来年度予算では1億近い金額が提示されると思います。
修正案否決は残念ですが、これをきっかけに町民を巻き込んだ議論になればと思っています。

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