テレワークについての委員会審査

総務経済常任委員会で、テレワークタウン構想に関する予算審査を傍聴しました。
はじめに担当課よりテレワーク構想そのものに対する説明がありました。

去年、旧落合小学校の後利用をICTを利用した働く場所をつくり、都会から人を呼んできて移住につなげる。という構想のもと調査事業を行うことでスタート。
結果は予算規模で2O億円かかることがわかり、お客さんが確定しないと事業の実施は難しい。と判断。

そこで、まずスモールオフィスで始めようということになりました。
町内の空き家をネット環境を整え、お試しで都会から人を呼び、首都圏で行っている仕事をこちらでやったらどうか。というもので9月の議会で補正予算計上。
現在、町長自らのプレゼンをはじめ、関係省庁や企業へ働きかけをしている段階。

*このスモールオフィスの予算は、物件の確保はするが契約者が決まったところで予算を使い、来る人が決まらなければ予算の執行はないとのことで賛成をしました。全会一致の賛成でした。

ここからは、これからの話。

個別のホームオフィスだけでは、孤立してしまい相乗効果が生まれないので、そういった人たちが交流する場があることが有効。落合小ほどの規模ではないが、武蔵野大学所有の「楽山荘」を利用しコワーキングスペース(シェアオフィス)をつくり、それぞれが仕事をし、情報交換の場、地域の人との交流の場となるようなものを考えている、

地方創生の流れの中でも、地方の人口減少を止めるという政策の中に遠隔勤務地という考えがある。
内閣府での特定地域再生事業の調査事業で始まったが、内閣府以外の総務省、国交省、経済産業省でも事業をやる動きがあり、この動きに乗りたいと考えている。

27年度、国交省がテレワークの事業所の強化で、予算を概算要求に入れているという情報から、この事業にのれば富士見の事業も評価され、国も宣伝をしてくれる。

そのためには、物件を抑える必要があり、今回は設計予算381万円を計上。
来年度予算では関連予算を盛り込み、新年度から着手 来年度秋からスタートさせたい。
地元の住民や企業、大学とも連携を図り、雇用の受け皿としても考えている。

ここまできちんとした話を聞いたのは初めてです。
調査事業、スモールオフィス、住民懇談会、そして今回の設計委託費。
いつも明確な説明がないため、良くわからなかったのですが、これで全体像が見えたような気がします。いつも行き当たりばったりで行政が行う事業とはとても思えませんが…

委員会でのいくつかの質問を紹介します。

居住スペースはどう考えているか。

近隣のアパートや空き家物件を考えている。
短期利用の場合の、泊まれるスペースをシェアオフィスの中につくることを考えている。

トイレや道路はどうするのか。

以前は合併浄化槽だったが下水を引くことを考えている。道路の舗装は今のところ考えていない。

落合小学校の跡地利用とした事業とは別の事業と考えていいか。

落合小学校の利用をやめたわけではなく、その規模の利用が見込まれた場合は落合小学校も利用する。

国の事業を先行して取り組んでいるとのことだが、補助金がつかなかった場合は町単独の事業で行うのか。

その通り。

築50年の建物にそれだけの投資を行ってうまくいくのか。

企業などの営業は行っており、報道リリースは最近のことなので、これから動きがあると思われる。
50人規模のものを考えているが、20人ぐらいにはなりそうだと思う。引き合いは多いが契約はまだない。

築50年の建物にそれだけの投資を行う価値のあるものか。

斬新なデザインで良い建物だと思う。建て替えに比べれば耐用年数は減るが、都会の人の心をくすぐる良い建物になると思う。

建物は借りるのか、買うのか。

まだ詰まっていない。

町とオフィスを借りる企業の関係は。

施設ができたら、運営会社を置き委託契約を結ぶ考え。運営会社が企業と契約し、企画を立てたりする予定。

地域の人とは話をしているのか。

区長さんには話したが、詳細までは話せていない状況。

人口減少を補うための事業ということだが、何人減るから外から何人呼ぶといった、単なる数合わせに思えるが。

出生数が変わらない中、人口が減っている状況なので当たり前の発想だと思われる。

どのような人たちが来ると思われるか。

個人事業者、小規模の企業、企業内の小グループ、企業内のあるセクションを考えている企業などもおり、多様な形態が考えられる。

投資と回収をどのように考えているか。

たとえば小中学校を建てる時に費用対効果は考えない、この事業もその種類の事業だと考えれば、これで人口が増えることで町に利益がもたらされると考えられる。

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討論

・設計委託費用ということで、実際に行うかどうかはまだ先のこと。これまでの議論では見えないところもあるが、時期的なことを考え合わせれば賛成。

・同じ

・テレワーク事業の第一歩であり、設計することに関しては賛成。

・判断するための資料が提出されていないので反対

  賛成3対反対1    

委員会審査の採決結果は賛成多数で可決です。

最終的には16日の本会議で決まります。

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