松枯れ防除の空中散布・農薬被害に関する要望書

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7月16日に県に対し「松枯れ防除の空中散布・農薬被害に関する要望書」を提出してきました。
提出団体は長野県空中散布廃止連絡協議会とこどもの未来と健康を考える会ですが、関心の強い各地域からの参加で、安曇野市、松本市、上田市、長野市、須坂市、千曲市、坂城町、塩尻市から38名もの参加となりました。

まずは空散廃止連絡協議会の代表あいさつの後、要望書を読み上げ、化学物質過敏症支援センター事務局長の広田しのぶさんが、参考意見として農薬による健康被害の実態を話された後、意見交換です。

要望書の内容を要約しますと

1、松枯れ防除の農薬空中散布について
①「松枯れ農薬空中散布のあり方検討部会」の再開を要望
②空中散布の防除効果結果の公表
③県内において研究・実施された農薬によらない松枯れ防除法の提示
④有機リン系農薬の危険性再確認とネオニコチノイド系農薬の生態系・人的影響についての見 解
⑤検討委員会に市民代表を加えること

2、官民恊働で「減農薬の県民運動」の推進について
①農薬による生態系に及ぼす「環境影響評価」の実施
②命と環境を守る「公開シンポジウム」「学習会」の開催
③官民それぞれの責務や数値目標を定めた推進計画の策定

3、アカマツ以外のカラマツ、広葉樹の樹木枯れの現状と原因を調査し、防除の手だてを

意見交換では、農薬による健康被害、環境へ影響などの意見に対し、県の回答は

平成25年度の被害は前年対比122%と被害が増加し、過去最高となり被害市町村数は50市町村(77市町村中)となっている。
薬剤による予防散布や被害木の伐倒駆除、感染源対策として樹種転換や被圧木処理など効果的な組み合わせによる対策の一層の推進との基本方針を掲げ。

具体的な方策は

①守るべき松林の予防対策等
②被害木の早期発見、適期駆除
③樹種転換の取り組み
④安全に配慮した防除対策の推進
⑤広域連携による被害対策の推進

とあらかじめ用意されたプリントの読み上げに留まりました。

この日とくに意見が多かったのは、空散による効果についてです。
長年空散に税金が使われていますが、効果についてきちんと検証されていません。
また県が空散を実施した場所を定点観測した方が、その写真を公開、空散を実施した場所なのに被害が拡大している状況が写っていました。

特に後半は盛り上がり予定時間を大幅に超過してしまいました。
僕たちのスタッフがユーストリーム配信していましたので、関心ある方はご覧下さい。

前半 http://www.ustream.tv/recorded/50138270

後半 http://www.ustream.tv/recorded/50140350

要望書は、文書にて”すむやかに”回答がもらえることになっています。
この日出された意見がどのように反映されているかたのしみです。

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