教育についての一般質問

9月定例会の一般質問は教育についての質問一本です。
9月は決算も終わり、これから来年度の予算編成が本格的に始まる時期ということもあり、教育の予算に係る質問を町長に聞いてみました。

リーディングプロジェクトに教育が入っていないが、今後4年間教育についてどのような考えで取り組みをしていくか。

町長・・・継続と改革のスローガンの中で行政の基本運営を行なっているが、リーディングプロジェクトは改革、教育は継続の考えで取り組んでいる。教育の町富士見を十分PRできるように要求された予算はほぼ認めており、無料塾、エデュ・カフェ等の実施により教育のレベルは向上。今後この方針を堅持していく

第4次総合計画の目標4の「子育てを支援し、豊かな人間性を育む保育・教育・生涯学習環境の整ったまちをめざして」の各事業の実施状況は。

町長・・・学力のみならず心身ともに健やかに成長するよう豊かな自然を活用する。メンタル面でのケアを行ない生徒が苦しまないように配慮している。

予算はここ3年減少している。
学校統合によるものと思われるが、生徒数は770名から764名とあまり変化はない。統合により削減された経費は生徒一人一人に当てるべきではないか。

町長・・・生徒一人当たりの予算額は減っていないと思われる。

基準財政需要額のうち、教育予算の充足率はどのようになっているか。

④平成23年度富士見町普通会計決算に係る資料によると、目的別経費の教育費の構成比は類似団体14%に対し富士見町は8,2%と低い。もっと教育に力をいれるべきではないか。

⑤教育の町を目指すためには、教育の町推進事業の予算拡充が必要ではないか。

町長。・・・基準財政需要額というのは、自治体の規模によってこの程度の予算が必要だと表したものだが、大きな補助金を獲得して財政規模が膨らんでおり、生徒一人当たりにどのくらい予算を使っているかという指標を使うことが望ましい。

現在小学校では生徒一人当たり20万9000円で諏訪6市町村で1位。中学校は19万1000円で僅差で2位と高い水準。
今後とも高い水準を維持して教育の町富士見を本物にしていきたい。

③④⑤は一括で答えたみたいです(笑)

基準財政需要額というのは地方交付税を算出するときに使うもの。
自治体の規模などに応じて必要とされるだろう額で、たとえば市町村の小学校費ならば児童数×児童一人当たりの費用(単位費用)×面積や寒冷地など個々の自治体の事情(補正係数)によって算出されます。

必ずしも教育に必要と算出された金額を教育に使わなければいけないということではないのですが、実際、学校図書費や教材費など、教育費として算定された費用が他の分野で利用されていることが問題視されていてます。

台所事情の厳しさを教育分野を削っている自治体が多いため、富士見町の実情を聞いたのですが趣旨は伝わっていなかったようです。

質問回数は3回までしかありません。今までの経験から噛み合ない答弁に立ち止まっていても良い答えは聞けそうもないので次の質問に移ります。

人口一人あたりの教育費の県内のランキングは富士見町が77団体中54位。岡谷60位、下諏訪75位、諏訪76位と諏訪6市町村は決して教育予算が高いとはいえない。
教育の町を目指すならもっと上を目指すべきでは。

町長・・・富士見は少子高齢化が進んでいるため、人口一人当たりではなく、生徒一人当たりの金額で考えるべき。

目的別経費の教育費の構成比は類似団体14%に対し富士見町は8,2%と低い。それに比べ商工費は類似団体2.4%に対し富士見町は9,6%と高い。全国の町の人口一人当たりの教育費のランキングは748団体の中、富士見町は549位に比べ商工費は144位と見事な数字。
教育予算は商工費の犠牲になっているといえないか。

町長・・・7年後にパノラマの借金返済が終われば商工費は改善される。

地方に移住を考える若い世代は、子どもを豊かな自然の中でのびのびと育てたい反面、教育のレベルを落としたくないと考えている。若い世代の定住・移住に力を入れていく考えのようだが、教育の充実もセットで考えるべきではないか。

町長・・・教育、医療、福祉の充実は魅力ある町の条件として必要なものなので、従来通り力を入れていく。

教育の町推進事業のNLT(外国人英語指導)は始まったばかりだが、低学年、保育園の取り組みも必要。もっと予算の拡充が必要ではないか。

町長・・・他に負けないようにしっかりやっていく。ただ今の日本には英語だけでなく科学技術の向上のための教育が必要と考えている。

職員の可配、病後児保育など評価できる事業もあるのに、小林町長は教育にまったく関心がないと思っている町民は多い。リーディングプロジェクトに入れて教育に力を入れていくとアピールした方が良いのではないか。

町長・・・今まで力を入れてきたが、そう思われていないのは残念なのでリーディングプロジェクトに入れることはやぶさかではない。

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教育の町富士見と謳っても、それにふさわしい予算がなければ進むものも進みません。
現場だけでなく、予算権のある町長が関心を持ってあたる必要があります。

高齢化により社会福祉費が自然増。
どこの自治体も教育費はじり貧状態ですが企業でいえば設備投資にあたる未来への投資と考え、充実したものにする必要があると思います。

One Response to “教育についての一般質問”

  1. 小林洋文 Says:

    子どもにとって必要な質問に賛同します。
    しかし、この質疑では、現状肯定の町長答弁ですね。そこを、今一押し・・・。

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