可燃ごみの焼却灰、契約業者受け入れ中止について

本日の全員協議会で、可燃ごみの焼却灰、契約業者受け入れ中止についての説明がありました。
このことはマスコミでも紹介されているので、ご存知の方は多いと思います。

現在燃えるごみは、茅野市、原村、富士見町の3市町村で集めたものを諏訪南行政事務組合で焼却処分しています。そして燃やした後の焼却灰を、最終処分場の延命処置のため2つの業者に委託して処分をしています。

小諸にあるフジコーポレーション(本社佐久)に2000t、草津にある新草津ウェストパークに1000tの契約です。

2つの業者とも3年契約で来年度が更新の年になるのですが、2000t受け入れているフジコーポレーションが今年度いっぱいで受け入れを終了することを決定しました。

担当課の説明によりますと、フジコーポレーションは県内だけで24団体、その他県外からも焼却灰を受け入れていますが、微量の放射能物質が含まれていることもあり国の基準により対処してきたのですが、地域住民からもっと厳格な基準で対処するようにとの意見があり、そのような内容の請願が出され採択されたことにより今回の受け入れ中止にいたっとのことです。

いまよりも放射能に対し基準を厳しくするということは、受け入れた焼却灰を今よりも多くのコンクリートで固めてから埋める必要があり、その分、加速度的に処分場はいっぱいになるということになり、富士見町の焼却灰まで受け入れられない状況になったということのようです。

ネットで調べたところ「小諸市議会として、民間の最終処分場の かさ上げについて、慎重な対応を県に求 めていただきたい旨の請願書」という請願書のようで、フジコーポレーションが処分場の増設を計画していて、それに対するもののようです。

で、いまの諏訪南行政の焼却灰の状況はというと年間2500tの排出があり、茅野市と南諏衛生事務組合(富士見・原の不燃ごみ処理施設)の不燃残さ400tを合わせた2900tを排出しています。

新草津ウェストパークの契約拡大はあり得るかの質問に、ちょっと難しいとの回答。
他の受け入れ先を探しているようです。

このような状況は他でも考えられるため、受け入れの相場は変動しているかの質問に、草津も来年度の更新は可能だが、値上げを考えていることでした。

受け入れ価格は平成22年度までは㌧当たり2万9400円でしたが、平成23年度からは契約更改ということで新たに入札を行い、小諸は㌧当たり2万4150円、草津は㌧当たり2万3940円となっています。
新規の契約となると今よりは高くなってしまうことは覚悟しなければいけないようです。

諏訪南行政事務組合ではリサイクルセンターの設置について計画を立て、それと平行して最終処分場の建設も考えていく予定でしたが、最終処分場の建設も急がなければいけなくなりました。

そもそもごみは出たところで処分するのが原則です。
自前の最終処分場はつくるべきでしょう。

とはいっても最終処分場の場所については、地域のコンセンサスが必要で環境アセスなど時間がかかってしまいます。当面の受け入れ先の確保は急務です。

富士見町の処分場の受け入れ可能は9000㎥。委託先がなければ7、8年でいっぱいになる計算です。
最終処分場の確保は急務ですが、それに伴いごみの減量化を進めなければいけません。

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