「緑の党」と「みどりの風」の違い

最近選挙で非常に忙しく、ブログの更新もおざなりになってました。

ぼくが応援しているのは緑の党。
でも仲の良い友達でさえ「緑の党」と「みどりの風」の違いがよくわかっていない人がいますので、ここで説明しておきたいと思います。

「みどりの風」は去年の7月に民主党と国民新党を離党した、4人の女性議員がつくった政党です。
そこに亀井静香氏や平山誠氏などが加わり現在の形になってます。
党名の「みどりの風」は、一つは環境、脱原発を表現した「みどり」であり、もう一つは55年体制以前に参議院で勢力をもった会派緑風会をイメージしているそうです。

「緑の党」は去年の7月に地方議員と市民とで緑の思想を実現するために結成されました。
世界の緑は1972年にタスマニアで森林破壊を食い止めようとした市民団体が、世の中を変えるのは市民活動だけではなく政治に参加しなければいけないというところから結成されたのが始まり。
現在90カ国に広まりグローバルグリーンズとして世界の緑の党のネットワークが形成され、脱原発で有名なドイツ緑の党もグローバルグリーンズに加盟しています。

日本の緑の党は、このグローバルグリーンズに加盟していて、世界のみどりから応援メッセージもきています。

日本の緑は2001年のキャンベラで開かれた「第1回グローバルグリーンズ」に参加したことから始まり、
みどりの会議→みどりのテーブル→みどりの未来を経て、ようやく緑の党結党となりました。

緑の党とみどりの風の決定的な違いは政治家がつくった政党と、市民と地方議員がつくった政党の違いではないでしょうか。

現在の選挙の仕組みは既存の政党に有利につくられています。

その一つは政党要件をもっている政党の名前の保護です。
公選法86条の7により政党要件のある政党の名称が優先的に保護されるため正式名「みどりの風」、略称「みどり」が登録されました。
そのため「緑の党」は正式名「緑の党グリーンズジャパン」、略称「グリーン」となりました。

わかりづらいなあ…

緑の思想を広めるため古くから活動していた団体なので略称「緑の党」も認められなかったことは残念でなりません。

もう一つは世界一高い供託金です。
参議院選の比例区に出るのは一人600万円の供託金が必要で、政党要件をもっていない新規、あるいは弱小政党は選挙区合わせて10名擁立しなければいけません。
要するに6000万円も用意しなければいけません。これは政治家と資本家以外は政治に参加するなと言わんばかりのルールです。

市民のカンパで成り立った政党は、初めてのことはないでしょうか。
厳しい条件ではありますが、ひとつひとつ過大をクリアし、地道な活動で緑の党の名も浸透してきました。

政治は政治家のためのものではなく、市民の手にもどすためがんばっていきます。

                         文責:佐久祐司    info@farm39.jp
   

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