国保料の改定

今年もまた国保料改定の議案が上程されました。

平成24年度に想定外な急激な医療費の伸びがあり、今年も大幅な引き上げをしなければいけなくなりました。
そこで必要額の半分を財政調整基金や一般会計からの繰り入れ(3,700万円)あとの半分を保険料を引き上げる保険料改定をするという議案です。

後期高齢者支援金と介護納付金に係る付加割合は据え置きとするもので、医療費分と支援金分を合わせて

 調定額ベースで一人当たり年額97,020円
 前年度実績比で9,86%増
 月額726円増
 年8,706円の引き上げになります。

予想外の急激な医療費の伸びとは全国平均4%増に対し富士見町は8,1%の増。
前期高齢者(65~74歳)だけで1億円(18,69%)の伸びで、一般の人は前年度ベースで推移。前期高齢者の入院日数は1730日伸びていて、その伸び率は38,8%、金額にすると5,800万円で3割を超える増額です。

特段はやった病気があるでもなく、高額な患者さんがいたわけでもなく、なぜ前期高齢者の医療費だけが急騰したのかはわからないそうです。
ということは24年度が特別なものだったのか、それとも今後もこのまま伸びていくのかもわかりません。
しかしこれだけの急激な伸びがあったわけですから、それに対応した国保会計にしなければいけません。今回はそれに対し、あれだけ嫌がっていた法定外の一般会計からの繰り入れ、基金の取り崩しで対応していることは評価できると思います。

で以下の賛成討論をしました。

国保料の改定に対し、これまで2回反対してきました。
1回目は2割の引き上げに対して激変緩和が必要だということ、2回目は1割を超える引き上げにも係らず、受益者負担の原則のもと法定外の繰り入れは一切しないという意見に対して反対をしました。
今回は急激な医療給付費の伸びに対し、一般会計からの法定外の繰り入れ、基金の取り崩しで対応していることを評価し賛成します。
今の国保の仕組みでは医療費の伸びによる国保加入者の負担は増えていくことは仕方がないことですが、以前と違い非正規労働者、低所得者が多くを占める国保です。このことは国保だけでなく、他の支援も活用して対応していかなければいけないと思います。

  9対1 賛成多数で可決です。

国保会計に一般会計から法定外の繰り入れをするということで、予備2000万円を減額することになりました。
これまで国保会計の健全化のため、毎年1000万円ずつ積み立てて3年かけ3000万円の予備費を作ろうとしていましたが、白紙に戻ったわけです。
国保会計補正予算に対し以下の討論をしました。

第2号議案(国保料の改定)と同様の理由で賛成します。
しかし気になる点が一つありますので、一言述べさせていただきます。
それは予備2000万円を取りやめるというものです。
15億の会計規模の国保会計で予備費が全くないというのは無理があります。今回は一般会計から法定外の繰り入れをするということで、もっているものは全部吐き出したという理由とのことですが、国保は国民皆保険の中核であり医療のセーフティネットであります。今回は反対はしませんが、国保会計を町全体で支えることもこれからは考えていかなければいけないと思います。

  9対1 賛成多数で可決です。

毎年上がる国保料。
町の財政の中の国保の位置づけを、もう少し話し合う必要があると思います。

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