図書館の役割

今年も富士見町の図書館は1人当たりの貸し出し数が全国1位になりました(1万5000人〜2万人の同規模自治体)

15年連続です。
すばらしい!

この機会に図書館の役割について考えてみたいと思います。

長野県における図書館の現状と今後の方向」についての指針によると、1980年代後半に始まった貸し出し重視の図書館サービスで図書館数や利用が飛躍的に増大しました。
しかし図書館法で掲げられている調査研究の支援やレファレンスサービス、時事情報の提供はいまひとつ弱い。
そこで貸出しをベースにしながら、地域を支える情報拠点として市民の自立を支える知的インフラとしての役割を地域の人達に理解してもらうことが重要になってくる。

たとえば村上春樹の「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を20冊置くのか、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」は1冊にして、誰も手に取ることがないかもしれないけど、レヴィナスやデリダやブランショを置くかという問題。

ベストセラーってやつに辟易しているぼくは、当然後者が良いと思うのだがみなさんはどうでしょう?

実はこの問題はずいぶん前からいわれている問題で、

”住民の税金を使っているのだから住民が喜ぶサービスをするべき”
”公的機関が民間の本屋を圧迫するな”

なんてことが言われていました。

ぼくは基本、本は買っちゃうからね。
借りた本でも気に入ったら買っちゃう。
だから本との出会いの場として、図書館にはいっぱい種類があるとたのしいと思うんだよね。

そこで以前図書館担当だった人に飲み会の席でこのことをたずねてみた。

ぼくはたまり場を作りたかったんだ。

なるほど、それはありだな。
富士見の図書館がうまくいっている理由はここかもしれません。

この前新聞に富士見町の人口は今年度中に1万5000人を割る予測が書かれていた。そうなると同規模自治体の枠が変わり1位の座が守れるかというと、ちょっとあやしい。

「長野県における図書館の現状と今後の方向」によるとこれからの図書館運営はNPOや市民団体の参画で、みんなで作り上げる図書館が望ましいとされています。

行政だけにお任せではなく、そろそろ自分たちの図書館をどうしていくのか考えてみませんか。

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