ごみの減量化についての一般質問

平成17年作成の「茅野市・富士見町・原村一般廃棄物(ごみ)処理基本計画」では平成22年度までに一人一日あたりから排出するごみの量を平成12年度対比で20%削減の規定を設けました。

それを受け平成20年に審議会では、ハードルはチョット高いが「家庭系可燃ごみの排出量1人1日あたり300g」の目標を提言し、町もその目標で進んできました。
しかし平成22年に365g、23年に385gとなかなか達成できません。

この春、町に出された審議会の「家庭系可燃ごみの減量に係る施策について」では300gの目標達成のために以下の提言が書かれています。

1、生ごみ対策
  ・以前も書いたけど可燃ごみの約40%は生ごみ、堆肥化で削減が必要。
2、資源物対策
  ・以前も書いたけど乾燥させたごみの中では紙類が40%を占める。分別の徹底が必要。
3、可燃ごみ等の有料化
4、レジ袋削減の推進
5、環境学習の推進
6、リサイクルセンターの整備
7、指導員の委嘱
8、提言を実現するために町民・事業者・行政が一体となって取り組む体制づくり

これまでもコンポストの補助や分別の徹底などの啓蒙活動、ごみステーションにばね秤の設置など努力はしてきたのだが、進展しないということは他地域でごみの減量化に有効だと実証されている生ごみの堆肥化、可燃ごみ等の有料化の検討を始めるべきだと思います。

で、ごみの減量について一般質問です。

①平成20年度に設定した目標値「家庭系可燃ごみの排出量一人一日300g」を未だに達成できない理由は何か。また今後の対策をどのように考えているか。

②富士見町一般廃棄物減量等推進審議会の提言書には、「生ごみの回収による堆肥化の検討」とある。富士見駅周辺地区での生ごみ回収を実施するべきではないか。

③富士見町一般廃棄物減量等推進審議会の提言書では、「可燃ごみ等の有料化導入」の必要性が謳われているが、どのように考えているか。

町長の回答は。

ごみの排出量は3、4年横ばい。皆さん努力はされているが限界にきている。
分別の徹底など行い、他市町村に比べて減量化は進んでいる。さらに努力をしていく。
生ごみに関しては、実施するには解決しなければいけないことが多く現在検討中。
可燃ごみの有料化に関しては諏訪南行政組合の茅野市、原村と足並みを揃えて実施していく。

町長はごみ問題には全く関心無いようで、3分くらいしゃべったあと、再質問などは担当課長に任せて自分で答えることはありませんでした。
茅野市や原村の首長ぐらい、ごみ問題に熱心になってもらえたらと思います。
派手なことばかりでなく、もう少し町民の生活に密着した一般事務に目を向けて頂きたいものです。

コストだけを考えるとごみは燃やした方が安い。
しかし環境やこれからの社会を考えると、コストだけでなく多少お金がかかっても、良い処理方法やごみを出さない社会について考えていかなければいけません。

さてこの前の小池先生にごみの問題を聞いてみたら、燃焼効率を考えたら生ごみ(水分)を除去することが望ましいとのこと。
燃やすごみは少なすぎても効率が悪いので、20万人規模で処理すれば違うエネルギーに転換できるそうです。
ちょうど諏訪6市町村だね。
収集にかかるエネルギーを考慮すると、どうなるかわからないですが。。。

ではエネルギーが移動したあとの残さ「焼却灰」の問題はどう思われますか。
の質問に。

それが問題ですよね。との回答。

現在諏訪南行政事務で出る焼却灰は年間3,000t。
最終処分場延命のため、小諸と草津にある業者に税抜き28,00円/tで委託しています。契約は3年契約で来年は更新ですが、ごみの環境は変化が多いので同じ条件で契約できるかはわかりません。(諏訪南事務組合議会での事務局長発言)
平成32年度を目指し新たな最終処分場の建設の計画もあります。(平成23年度3月議会特別委員会議事録)

可燃ごみの40%を占める生ごみの堆肥化は急ぐべき課題です。

ごみの有料化に関しては長野県内77市町村中実施している自治体は59市町村。
76,6%にもなります。

近隣市町村の中ではごみの排出量は少ないかもしれませんが、まだまだやるべきことは多いのではないでしょうか。

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