菅谷市長講演会

8日土曜日、子どもの未来を考える会で菅谷松本市長の講演会を開催しました。

菅谷氏は現松本市長ですが、もともと外科医でありチェルノブイリ原発事故の時はNGOの医療支援活動に参加、福島原発時には自治体の長として一早い対応したことで高い評価があります。

チェルノブイリでの体験を通して、被災された地の子どもたちの傷み、苦しみ、大人たちの哀しみを感じ、原子力災害に対する危険性を訴えてきたが日本では安全神話にあったのでいくら話しても響かなかったそうです。
それまで他人事であったものが福島以降、自分たちの傷みとして事実を受け止めようとするようになったため講演依頼が急激に増えたとのこと。

誰も原発事故を予想していなかったなかでの福島の事故、これから先、起こることを想定しなければいけない。と警鐘を鳴らすとともに、原子力災害と自然災害は違うことを強調します。

阪神淡路大震災は地域の人たちのがんばりで復興できたが、チェルノブイリでは26年経った今でも人が住めない場所があります。市場経済は疲弊し、地域コミュニティは崩壊、さらに家庭の崩壊へとつながっていく様を目の当たりにしたことを話されました。
これは、これまでの自然災害と原発事故をいっしょに考えてはいけないことを物語っています。

そして事故直後ではなく5年後、急激に子どもたちの喉頭がんが増えたことの問題を提示しました。
放射能の問題は目に見えないこと、すぐには症状が現れず少しづつ体を蝕んでいき、それは遺伝子のも影響を与え、次世代をも変えてしまうかもしれません。
一番大きなことは子どもたち、そして未来に影響があるということです。

これは想像力の問題かもしれません。
今、見えないから問題が無いとするのか、将来の危機を想像し、それに対し備えをするのか。

今現在、放射能汚染の問題は様々な考えがあり温度差があります。
しかし今大丈夫だと思っているほとんどの人は、知識が無いなか判断しているにすぎません。

冒頭の挨拶で富士見町の小林教育長は言いました。

 ”知らないことは罪である。
  知ろうとしないことは罪である。”

まずは正しい知識を持ち、その上でみんなで子どもたちの未来を考えていくことが必要だと思います。

現在富士見町の学校給食は表面を測るサーベイメータを使って測定しています。
原発事故直後は食品の表面を測ることが必要でしたが、今は食品の内側を測定することが必要です。
そのため「子どもの未来を考える会」は食品の内部を測るための測定器を購入して欲しいという請願を出し、議会は採択しました。
しかし請願が通ったからといって行政側が買うとは限りません。
「子どもの未来を考える会」で署名集めを始めました。ぜひ賛同してください。
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学校給食の放射能測定機購入賛同署名のお願い
                    
こどもの未来を考える会富士見支部
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昨年の東京電力福島第一原発事故により放出された大量の放射性物質は、広範囲に
わたり降り注ぎ現在も収束したとは言えない状況が続いています。いろいろな食べ物
からも放射性物質が検出される状況が続く中、子供達の放射性物質への感受性は、
30歳成人の3~4倍ともいわれています。
「こどもの未来を考える会」富士見支部では、2012年8月16日付で富士見町
議会に給食食材の検査体制の強化を求め、シンチレーション測定機の購入の請願書を
提出し、9月の議会において可決されました。次世代を担う子供たちに安全で安心な
給食が提供されるよう一日も早い測定器の購入、検査の実施されるよう多くの方々の
ご理解と賛同をお願いしたいと思います。
以上の内容をご理解の上、署名をお願いいたします。
(またお預かりした個人情報は署名の提出以外に使うことはありません。)

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