第三セクターについての一般質問

富士見は新たな第三セクターをつくりメガソーラー事業を計画中です。
現在、国も県も世間一般の人たちも第三セクターには懐疑的。宮崎シーガイヤ、長崎ハウステンボスをはじめとした多額の破綻は、自治体財政に大きな影響を与え、今ある第三セクターも4割は赤字経営に陥っています。

責任の不明確、情報の不明瞭、行政が絡むことによる経営センスの無さな、などがその理由だと思われますが、町長はそのことを何処まで認識しているのでしょうか?
これだけ世の中が三セクにNOと言っているのだから、始めるのなら問題点をまず認識し、その事に対しどう対処していくかを考えていかね蹴れば行けないと思います。
その事を問うために以下の質問をしました。

第三セクターについて

 ①総務省は平成21年に「第3セクター等の抜本的改革等に関する指針」を地方公共団体に通
  知、国も県も第3セクターに関しては慎重の考えだが、町長の見解は。

 ②上記指針には、「情報開示の徹底による責任の明確化」が示されている。これについて、
  町長はどのように考えているか。また、3セクの責任者と、出資する側の町長が同じであ
  ることは問題ではないか。

 ③平成20年に総務省から出された「第3セクター等の改革について」の通達には、外部専門
  家等による経営検討委員会を設置し事業評価を行うよう記されている。事業評価につい
  て、どのような方法を考えているか。

さて、驚いたことに町長の答弁は、メガソーラー事業に限ったもの。ぼくが聞きたかったのは第三セクター全体の関することです。
たとえば①の質問に対し

”三セクにした理由は各所で述べているので割愛します。”

こらこら、誰がメガソーラー事業を三セクにした理由を聞いたんですか。
ぼくが聞いたのは「第3セクター等の抜本的改革等に関する指針」に書いてあることを鑑み、三セクについての考え全般を聞いたのさ。

ということで再質問でメガソーラー事業に特化したことではなく、
”三セク全般についての見解を聞いている”
ともう一度、3つの同じことを聞いてみました。すると次は

”パノラもの会計は専門家の会計士を監査に据え情報は適切に開示している。”

Oh No! 町長は「第3セクター等の抜本的改革等に関する指針」を知らないのだ。

ここで「第3セクター等の抜本的改革等に関する指針」を簡単に説明しておきます。
「第3セクター等の抜本的改革等に関する指針」とは、あまりにも多く問題を抱えた三セクがあるため、専門家を集めた第三者機関を使って既存の三セクの経営状態、資産状態などを調査し、事業の意義、採算性を十分吟味する検討委員会を設けること。
その上で、営業を続けるかどうかを決めるためのチェック項目などが書かれた指針だ。

年度ごとの会計報告のことを言っているのではないのだよね。

富士見町の一般質問は通告票を2週間ぐらい前に提出します。
(かなり詳しく、わかりやすく書いたつもりですが)
だから町長は質問に対し、きちんと調べて準備する義務があります。

というか、県内でもトップクラスの負債を抱えているパノラマスキー場があるのだから、このくらい知っていて欲しい。
それにぼくは何回も議場で「第3セクター等の抜本的改革等に関する指針」のことを持ち出しているんだけどな。。。
ま、聞いてないってことなんだろうけどね。

ぼくは今回、あらゆる回答を想定し総務省の資料などを集め、重たい3つのファイルを用意していったのに、一回も開くことがありませんでした。
重たい自治法を持っていかなかったのはせめてもの幸いです。

議会に対し厳しい意見が多い中、議会の質を落としているのは議員だけではなく、首町にもあると思います。
お互いの知識を集約し、議論を深め正しい結論に導く、それが本当の民主主義ではないでしょうか。
単なる多数決ではないのです。
もう少し勉強して欲しいと思います。

再々質問で町長は
”法律で決められているわけではないので、第三者によるチェック機関は置く必要がない”
との答弁。

法律で決められていることなら、わざわざ議場で聞きません。
やるのが当たり前ですから。
そうではなく、三セクについてどこまでシビアに考えているか議論したかったわけです。

この一般質問でわかったこと。

町長は自治について、なにも勉強していません。
過去の三セクに対し、何の総括もされていません。
パノラマ、土地公、富士見にある三セクは全て失敗しているにもかかわらず、何の反省もありません。

このような状態で富士見は三セクをつくってメガソーラーを建設します。

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