エネルギー情勢についての議員勉強会

議員勉強会で中部電力の職員を招いて、これからの電力事情の話を聞きました。

まずは中部電力の方でも、これから先の電力事情は全くわからないとの事です。
今の状態では半年先、1年先も見通せないというとこから発電電力の構成、燃料費の高騰の現状、再生可能エネルギーの普及の必要性、そして浜岡原発の安全性についての話がありました。

さて質疑、まずはこれだけ太陽光が一気に普及している現状は電力会社としての弊害はないのか聞いてみた。

答えづらいと言いながら、電力は高いところから低いところに流れるため、上にある中電の施設のは支障がないと思われる。またたとえ一軒でも系統につなぐ場合はきちんと協議するから大丈夫ではないか。

答えづらい回答ありがとうございました。
これはどういう事かというと、電力というのは高電圧から、低い電圧へと落ちていく、たとえば発電所で50万ボルトで流し15万ボルト、7万7000ボルトに流れ、最後に原の茶屋のような変電所6600ボルトにくる。
要するに発電所の設備は富士見のメガソーラーがつなげる変電所よりも高い電圧だから大丈夫ということだ。

太陽光も風力も天候による出力変動のための電圧変動がおこり、不安定でさらに質の悪い電気です。
質の良い電気を安定的に供給することが義務づけられている電力会社から見れば、系統につながれる事ははっきり言って迷惑なのだ。

さらに考えられる問題点としてこんな事も言ってました。

曇ったときなど急激に電力が落ちたときの対応のため、代替えの電源が必要、今考えられるのは火力だが、このまま太陽光が増えた場合、新たな火力発電所が必要になるかもしれない。

これは重要な事なので、皆さん良く考えてもらいたい事だが、ソーラープラントが増えたからといって、他の発電所がいらなくなるわけではないのだ。
もちろん系統に繋がず蓄電池を活用すれば、その分需要が減るわけなので影響はありますけどね。

太陽光発電が増えても脱原発とは関係ありません。

また特に風力だが電力が安定せず周波数の乱れがあるため、この先増えた場合送電線を専用の物に変えなければいけない。

ここで風力を取り上げて説明されたが、経産省の電気事業分科会制度環境小委員会では太陽光と風力が対象で、系統増強費用が発生した場合、発電事業者が負担すると話し合われています。

金額はどのくらいになるかを聞いたところ。

見当もつかない。
が、鉄塔を新たに建てる場合は億単位になるかもしれない。

ぼくが一般質問で聞いたのは、この系統増強コストの事。
このコストが発生した場合、町がお金を出すのか、富士見メガソーラー株式会社が独自に資金調達をするのかを知りたかったのだ。

答えてくれなかったけどね。

そしてもう一つだけ聞いてみました。
電圧抑制の事です。

さっきも書いたけど電気は発電したら50万ボルトまで昇圧し、15万ボルト、7万7000ボルトに流れ、最後に原の茶屋のような変電所6600ボルトにくる。
なぜこのような事をするかというと、電圧は低いほど電気が消失してしまう。だからなるべく高い電圧で送らなければいけない。
その比率は50万ボルトを1とすると6600ボルトは5739。

富士見のメガソーラーは繋げる発電所まで6.5,kmある。6600ボルトで飛ばすのでかなりの電圧が消失してしまう。

さて電気は休日のような需要が少ない時、電気は電圧が上がります。
これは家庭で風呂にお湯をためてる時、台所の水の線が細くなる原理と同じ。

電気は高いところから低いところに流れる。

という事で普段から高い電圧の変電所付近が、さらに電圧はたかくなると電気が流れなくなる。
発電していても売電できないという現象が生じることになる。

答えはゼロではないが、今のところは大丈夫だろうという事です。
ただし、将来的にわたって保証しろと言われても困るとのことです。

もっといろいろ聞きたかったのですが他の人に譲りました。

しかしその後はなぜか原発の話に。。。
メガソーラー事業をやるから、今の電力事情を勉強するための会だと思っていたのに、富士見の事を質問したのは僕だけでした。

1億の補正を認めたから良いのかな。
もうみなさん関心なくなったのでしょうか。

終わったあと、災害で中電の電気がこなくなった場合、富士見のメガソーラーで対応できるのかを聞いたところ、まったく意味をなさないとの事です。

みなさん、メガソーラーはなんだか良い事と、漠然と思っていませんか。
蓄電池を活用し、系統から独立しなければ意味がありません。

脱原発とは関係ない
災害には役立たない
電圧上昇抑制、買い取り拒否のリスク
将来、系統増強コストの可能性

あと6600ボルトで送電した場合、かなり電気は消失します。メーターは発電所に付けるので売電価格には問題ないが、その分電気料として消費者が負担することになります。

なんかへん。

自治体がやるべき事としてはいかがなものでしょうね。
電気は大事なインフラです、
単なる売電目的のビジネスではなく、災害時の対応、電力の自由化なども含め、将来あるべきビジョンが必要だと思います。

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