教育懇談会

31日、コミプラで行われた教育懇談会に参加してきました。
教育長は今年度を「教育の町」づくり元年として様々な施策を試みる。無料塾、外国人による低学年からの英語教育、「家庭学習の手引き」作成などが主な内容。そこで教育長と保護者、町民との意見交換の場として懇談会が開かれた。

無料塾とは町民からボランティアを募って子どもたちの子どもたちの学力を向上させるもので成功事例として豊後高田市がある。
そして学校でせっかく覚えても家で復習しなければ忘れてしまう、そのため家庭での学習がとても大事になってくるので「家庭学習の手引き」を作成した。

長野日報の記事 
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=25148

無料塾に関しては今年は中学3年生を対象に夏休みと冬休み、それぞれ一週間、国語・数学・英語の3教科一コマ50分を実施。現在講師には10数名問い合わせがあるそうだ。

意見交換になり開場からいくつかの質問や意見、ほとんどが無料塾に関してのことです。

・受験対策で考えた場合、8月からでは遅くないのか。
・夏休みの1週間だけで効果があるのか。
・豊後高田では水曜・土曜塾がある、富士見でもできないか。
・低学年などにも必要ではないか。

まずはスタートすることが大切。
今年は中3を対象として始めるが将来的には他の学年、小学生にも広げていく。予算がない中でのスタート、おおらかな気持ちで見守って欲しい。と教育長。

しかし中3の保護者はそんなことは言ってられない。きっと成果を期待してしまうだろうな。現に「塾を開講して頂き、本当にありがたい」というお母さんもいた。以前、教育委員会を傍聴したとき、小学校から中学に上がった時の環境変化からついていけなくなってしまう子どもたちが出てくる。無料塾はそこから始めたらどうかという意見があったが、ぼくもそう思うな。豊後高田の教育長は「一握りのエリートを作り出すのではなく、総体的な学力向上を目指す。」と言っている。だとしたら中3の夏休みスタートはちょっとズレてきてはしないかと、ちょっと心配。

教育長は地域の人がボランティアとして関わることで、町全体で子どもたちを育てる環境が大事。生徒たちが学校の先生だけでなく、地域の人とふれあうことが学力向上よりも期待しているとのこと。
熱い教育長です。まずは応援したいと思います。

最後に「自分で物事を決められない子どもたちが増えてきた。今はおとなたちが全てを決めている。こどもたちは忙しくて考えることも出来なくなってしまった。」というお母さんの発言にはうなずきながら聞いている人が多かった。

それに対し「このことに危機感を持った文科省は「ゆとり教育」を持ち出した。しかし今、何の総括もされないまま方向転換がされている。大人たちが勝手に決めた政策で子どもたちを翻弄させる訳にはいけない。」そんな教育委員さんの発言が印象的でした。

教育のことを考えるには、社会の仕組みそのものも考えなくてはいけないように思います。

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