委員会審査で国保の引き上げに対し反対をしました。

常任委員会で国保の引き上げに対し審査が行われました。

23年度はひつひとつ見ればはずれもあるが、総額でほぼ予想どうりだったようです。
一般被保険者の医療費の伸びは2、4%で2000万円の増、退職者被保険者は16%の伸びで2000万円の増(約400人)、退職者被保険者というのは今まで社会保険に入っていて退職した人60〜65歳までの人のことで、ここの部分は社会保険が負担している。この退職被保険者、前年は6%の伸びだったため、この伸びは予測できなかったようです。今後は退職被保険者の伸びていくことが考えられるとのこと。ちなみに65歳からは一般被保険者、普通の国保加入者になる。ということは将来医療費は確実に上がるってことだよね。

ほぼ総額が見込みどうりだったのにも関わらず、ふたを開けてみたら5000万円の赤字。というのは13億ぐらいの会計のなかで保険料収入は3億あまり。他は国からのお金だったりする。それぞれが少しずつのズレで5000万円もの差がでてしまうのだ。これが国保会計の怖いとこ。と担当者。では国保会計に余裕はどのくらいあるのかというと。

国保会計の基金積立金は4400万円。予備費が1000万円。基金積立金とは貯金のことで国の指導では給付費の25%が必要とされている。なかなか大変なので25%もみている自治体は少ないようです。富士見の場合は2億5000万円必要。予備費はへそくりみたいなもの、足りなくなった場合すぐに使える自由なお金。3%必要とされているので富士見は3000万円必要となる。ちなみに繰り越しは5000万円、ちょっときびしいです。インフルエンザが流行ったり高額医療者がでると赤字になることも考えられる。

じつはこの基金、19年度までは2億1000万円あったのだが、基金を取り崩して国保料の引き上げ分に充ててきてしまった。取り崩すのは簡単だが、また貯めるのは容易なことではない。高齢化が進み、普通に考えても国保料は上がっていくのに貯金もで貯めていかなければいけない。これは国保加入者だけでやっていかなければいけないのだろうか。また急激に医療費が上昇した場合のしわ寄せは被保険者にくる。
国保の赤字会計で問題になっている大阪府の社保協の事務局長が「もっと早くから手を打つべきでした。累積赤字が膨らむ前に毎年、繰入額をほんの少しずつ増やしていけばこうはならなかった。国保事業は全国一律ではなく、自治体の裁量、地方の行政と議会の方針で決まる部分が大きいのです。」

そんなわけで常任委員会で反対を表明しました。
「一般財源を繰り入れ、国保会計の健全化を図るべき。さらに4年連続の引き上げ、しかも11、6%の引き上げは大き過ぎる。緩和策を講じて引き上げ率を下げるべき。」

3対1で賛成多数。惨敗です。

賛成理由
10%の引き上げは大き過ぎるが担当者の説明を聞くと仕方がない。
想定した伸び率。
国に対して増額の負担を要請していくのがスジ。
国保加入者以外の人の血税を投入する妥当性はない。
昨年度反対した理由は3年度収支ではなく、単年度収支にすること。それは守られている。
去年の経過を考えれば仕方がない。
引き上げてもまだ県内で保険料は安い方
一般財源を繰り入れないという町長の基本方針がある以上仕方がない。
.
.
.
最終決定は12日本会議で決まります。

Leave a Reply