富士見町、放射線測定器購入

2回にわたり保護者の方と教育長との懇談を経て、12月補正予算で放射線測定器の購入が決まりました。
教育委員会費 備品購入費 90万7千円。空間線量と食品を測定するもの、それぞれ1台ずつ購入。

空間線量はシンチレーションサーベイメータ TSC-172B
http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/data/radiation-002-TCS-171172

これは県が使用しているものと同じで約60万円ぐらいの代物。今までは簡易的なものを使用してきましたが、これでかなり正確な数字が判るのではないでしょうか。
使用方法を委員会で訪ねてみると”月一回を目安に定期的に測定する。”とのこと。
富士見は広いからなあ。月一回じゃ心もとないね。職員の数や手間ひま考えたらしょうがないけど、高いお金出して購入するんだから有効に活用してもらいたい。
”保護者の方たちが自分たちで測るって言ったらどうだろう?”
”今のところ考えていないが、要望が出るようであれば…”
はっきりOKとは言わなかったけど、みんなが意見を言えば通るんじゃないかな。まだまだ放射能のことはわからないことだらけ、何処にホットスポットがあるかもわからない。みんなで手分けして通学路や子どもたちが遊びそうなところを測ることができれば、かなり広い範囲の測定が出来ると思うんだけどな。
測定器がくる頃には教育委員会からの説明があると思います。その時は是非提案してみてください。

食品検査器はGMサーベイメータ TGS-146B
http://www.hitachi-aloka.co.jp/products/data/radiation-002-TGS-146

TGS-146Bは食品に限らず表面の汚染を測るものでガンマ線専用なので、セシウムを測るものと思ってください。
食品の内部を測るゲルマニウム検出器は高額なので表面汚染用を使っているところは多い。学校給食は正確さの他にスピードも必要とされるので、この選択は正しいのではないかと思います。検出限界は100ベクレルぐらい。
医師としてチェルノブイリにNGOで参加、放射能汚染対策に積極的な菅谷市長がいる松本市が同じものを使っているため、この測定器に決めたようです。
松本市は学校給食の基準値を40ベクレルにしています。なぜTGS-146Bで40ベクレルの基準が可能なのかというと
「電気を入れたときに出る数値(cpm)を自然放射線量の大体の値で10ベクレルと見なし、4倍まではOKとする(40ベクレル/キログラムを独自基準)」
だそうです。???実はぼくもよくわかってません。

詳しく知りたい方はこちらから
 日本アイソトープ協会 http://www.jrias.or.jp/index.cfm/6,16065,110,html

富士見町の小中学校、保育園は9つの施設があります。
”で、1台で足りるの”
富士見町は食材を大きく二つの納入業者でまかなっていること。
県の検査の活用。
産地の考慮
で対応していくとのことです。

長野県で独自に給食の食材検査を始めたのは松本、安曇野、塩尻。安曇野、塩尻は空間線量を測るTSC-172B(検出限界198ベクレル)を使用していることを考えると、松本に次ぐ2例目と言って良いと思う。まずは富士見町の教育委員会を評価したいよね。

ところで一般質問では放射能に関しては総務課が対応すると言っていた。だとすると教育委員会費じゃなくて総務費じゃないのかな?
子ども課や教育委員会だけでなく町全体で考えるようになれば、もっと予算がついて台数も増やせるのに。
各学校に表面測定器。そして町に1台のゲルマニウム検出器。
これが理想。ぼくはそう思います。

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